登坂宣好(とさかのぶよし、1942年 - )は、日本の工学者日本大学教授を経て、東京電機大学教授。専門は構造解析。日本計算工学会会長を歴任[1]

略歴

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1942年東京都生まれ。1971年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。同年日本大学生産工学部講師。1979年、カリフォルニア大学バークレー校工学部機械工学科訪問研究員。1985年から日本大学教授。東京理科大学工学部機械工学科・大学院理工学研究科機械工学専攻非常勤講師兼務。 1993年から公益財団法人前田記念工学振興財団選考委員[2]。 2000年からFellow of Wessex Institute。2007年、東京電機大学未来科学部客員教授。(財)電力中央研究所・環境科学研究所客員研究員兼務。 2012年、東京電機大学未来科学部教授。 2014年、東京電機大学未来科学部客員教授。 2017年、東京電機大学システムデザイン工学部教授。

学会

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日本建築学会:学術理事、海洋委員会委員長。日本計算工学会会長。 日本機械学会フェロー

賞歴

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日本建築学会学会賞(論文)(1989) 日本計算工学会功績賞 (2008)

著書

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  • 理工系の基礎 工学の基幹数学(共著、丸善、2018)
  • 偏微分方程式の数値シミュレーション (共著、東京大学出版会)
  • 逆問題の数理と解法―偏微分方程式の逆解析(共著、東京大学出版会)
  • 計算力学 IV(共著、養賢堂、1995)
  • 計算力学 III (共編、養賢堂、1992)
  • 計算力学と境界要素法 (共著、養賢堂)
  • 工学系の基礎数学 (共著、彰国社)
  • 境界要素法の基礎(日科技連出版社)
  • 非圧縮性流体解析 (数値流体力学シリーズ) (共著、東京大学出版会)
  • 有限要素法・境界要素法による逆問題解析―カルマンフィルタと等価介在物法の応用 (共著、コロナ社)
  • 微分方程式の解法と応用―たたみ込み積分とスペクトル分解を用いて(東京大学出版会、2010)

脚注

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  1. ^ 歴代会長 : 概要 | 日本計算工学会”. www.jsces.org. 2020年3月12日閲覧。
  2. ^ 概要|公益財団法人 前田記念工学振興財団”. 2020年3月12日閲覧。