多和田眞一郎
日本の言語学者
多和田眞一郎(たわた しんいちろう、1947年- )は、日本の言語学者、広島大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1947年(76 - 77歳) 日本・沖縄県 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
静岡大学人文学部 東京都立大学大学院人文科学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
日本語学 琉球方言学 |
研究機関 |
東京外国語大学 広島大学 |
学位 | 博士(学術)(広島大学) |
主な受賞歴 |
沖縄研究奨励賞 沖縄文化協会賞金城朝永賞 新村出賞 |
人物・来歴
編集沖縄(県)生まれ。1970年静岡大学人文学部卒業。1972年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程進学。1973年(韓国)延世大学韓国語研究所留学。78年都立大学大学院博士課程退学(単位取得)。95年「外国資料を中心とする沖縄語の音声・音韻に関する歴史的研究」で博士(学術)。東京外国語大学外国語学部附属日本語学校講師、1985年広島大学教育学部助教授、90年教授(留学生センター、教育学研究科)。2012年定年退任、名誉教授[1]。1984年「琉球方言の音韻史的研究」で沖縄文化協会賞(金城朝永賞)受賞。1994年「沖縄に関連する朝鮮資料の研究」で沖縄協会沖縄研究奨励賞受賞。2021年『沖縄語動詞形態変化の歴史的研究』で新村出賞受賞。専門は日本語学、歴史言語学[2]。
著書
編集- 『「琉球・呂宋漂海録」の研究 二百年前の琉球・呂宋の民俗・言語』武蔵野書院, 1994.6
- 『外国資料を中心とする沖縄語の音声・音韻に関する歴史的研究』武蔵野書院, 1997.1
- 『沖縄語漢字資料の研究』溪水社, 1998.2
- 『沖縄語音韻の歴史的研究』溪水社, 2010.6
- 『地名で考える沖縄語の移り変り 例えば、「ぜりかく」 (勢理客) が「じっちゃく」になるまで』溪水社, 2012.7
- 『沖縄語動詞形態変化の歴史的研究 武蔵野書院創業百周年記念出版』武蔵野書院, 2019.8
編著
編集- 『にほんごへのたびだち』編. 近代文芸社, 1993.6
- 『言語の体系と構造 (講座・日本語教育学 第6巻 編. スリーエーネットワーク, 2006.9