兼光ダニエル真
兼光 ダニエル 真(かねみつ ダニエル まこと、Dan Kanemitsu、1972年3月30日 - )は、日本の翻訳家。ミネソタ大学卒業。
概要
編集東京都出身。アメリカ合衆国ミネソタ州にルーツを持つ。カラーの公式英語翻訳者であり[1]、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』やNetflixで配信された『新世紀エヴァンゲリオン』の翻訳を担当した[2][3][4]。鈴木貴昭と野上武志が制作した同人誌の翻訳にも携わっている[5]。
2015年に佐藤一毅と櫻井孝昌と共に国際オタクイベント協会を設立した[6]。2016年に『「コミケ」に増え続ける海外参加者-オタクは東京を目指す』という講演を行った[7]。
表現規制問題に関して見識を持っており[8][9]、「現実とフィクションを混同した」マオド・ド・ブーア=ブキッキオを批判した[10]。
作品
編集一般書籍
編集- ジョン・オースティン 著、兼光ダニエル真 訳『ゾンビの作法 もしもゾンビになったら』太田出版、2011年9月7日。ISBN 978-4778312701。
参考文献
編集- ^ “Netflix's Evangelion Translation Hurts a Classic Gay Romance”. コミック・ブック・リソーシズ (2019年6月24日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “海外のアニメファンはNetflix配信の『新世紀エヴァンゲリオン』になぜ怒っているのか?”. IGN (2019年6月29日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Netflix’s re-translation of Neon Genesis Evangelion is drawing backlash for queer erasure”. Vox Media (2019年6月25日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Could this be the secret to get Americans to actually like natto (Japanese fermented soy beans)?”. ロケットニュース24 (2020年2月24日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Strike Witches Staffer's Dōjinshi Manga Now Fully Bilingual”. Anime News Network (2011年5月13日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “IOEA: The grass-roots gospel of otaku culture”. ジャパンタイムズ (2017年9月24日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “世界のオタクは東京を目指す…コミケ、海外参加者アンケート結果を公開”. イード (2017年1月25日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “提出されたら止めようがない? 児童ポルノ法改“悪”案、来週にも提出へ”. サイゾー (2013年5月22日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Why hasn't Japan banned child-porn comics?”. BBC (2015年1月7日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Japan urged to ban manga child abuse images”. ガーディアン (2015年10月27日). 2022年4月2日閲覧。
外部リンク
編集- 兼光ダニエル真 (@dankanemitsu) - X(旧Twitter)