松島正一
日本の英文学者
人物・来歴
編集東京・金町に生まれる。1965年東京大学文学部英文科卒、1968年同大学院修士課程修了。1968年國學院大學文学部専任講師、助教授、1985年学習院大学文学部教授。2013年定年退職、名誉教授[1]。ウィリアム・ブレイクが専門。2021年瑞宝中綬章受章[2]。
著書
編集- 『孤高の芸術家ウィリアム・ブレイク』(北星堂書店) 1984.4
- 『ブレイクの思想と近代日本 ブレイクを読む』(北星堂書店) 2003.2
- 『詩と経験 ワーズワスからD.トマスまで』(学習院大学研究叢書) 2006.11
- 『ブレイク論集 『ピカリング稿本』『ミルトン』その他』(英光社) 2010.1
- 『イギリス文学・文化論考 ロマン主義を中心として』(学習院大学研究叢書) 2011.11
共編著
編集翻訳
編集- 『英国畸人伝』(イーディス・シットウェル、橋本槙矩共訳、青土社) 1991.4
- 『古典・聖書・文学基礎知識事典』(A・H・ラス, R・M・ゴールドスタイン, D・キレミジアン、塩谷清人共訳、北星堂書店) 1992.7
- 『天使vs悪魔』(ピーター・ミルワード、北星堂書店) 1995.7
- 『ブレイクとランターズ ブレイク思想の源泉』(A・L・モートン、北星堂書店) 1996.9
- 『ブレイク詩集 対訳 イギリス詩人選』(岩波文庫) 2004.6
脚注
編集- ^ 塩谷清人「簡単な御紹介 (松島正一教授 退職記念号)」『学習院大学英文学会誌』第2012巻、学習院大学英文学会、2013年3月、4-5頁、CRID 1050282812989569408、hdl:10959/3100。
- ^ “令和3年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 21 (2021年11月). 2023年2月17日閲覧。