杉浦寅彦

日本の電気・電子工学者

杉浦 寅彦(すぎうら とらひこ、1926年 - )は、日本の電気電子工学者大阪工業大学名誉教授、電子クラブ名誉顧問。工学博士(大阪大学)。元大阪工業大学短期大学部長・中央研究所計算センター長。

専門は、通信工学無線工学(特にマイクロ波)、信号処理パターン認識ファジィ理論

略歴

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1948年大阪大学工学部通信工学科卒業。1957年同大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士(大阪大学)[1]。 1953年大阪工業大学工学部電気工学科(現在の電気電子システム工学科)に着任。1958年工学部教授。1982年同大学図書館長[2]。1987年から1991年まで同大学短期大学部長。1993年同大学工学部電子工学科(現在の電子情報システム工学科)教授。1997年同大学名誉教授。2002年勲三等瑞宝章を受章[3]

大阪工業大学中央研究所計算センター(現在の情報センター)長も務め、パターン認識・ファジィ理論の応用研究の推進に貢献した。また、大阪工業大学(工学部・短期大学部)で40年以上の長きに渡り教鞭をとり、大学初期の電気・電子工学研究の育成に貢献し、2015年まで大阪工業大学電子クラブ名誉顧問[4]も務めた。

主な所属学会は、IEEE電子情報通信学会日本ファジィ学会。 主な著書は、マイクロ波工学(共著、朝倉出版1976、学術書)[5]無線工学 (共著、共立出版1964、学術書)[6]

主な研究

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脚注

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