長井長信

日本の刑法学者

長井 長信(ながい ちょうしん[1]1953年9月2日[2]~ )は、日本刑法学者北海道大学および明治学院大学名誉教授。富山県南砺市生まれ

1972年富山県立福野高等学校卒。1977年北海道大学法学部卒。1983年同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。同法学部助手。天使女子短期大学藤女子短期大学北海道武蔵女子短期大学の兼任講師を経て、1987年富山大学経済学部経営法学科専任講師。1989年同助教授。1990年南山大学法学部助教授。1996年同法学部教授。同学長補佐。2002年北海道大学大学院法学研究科教授。2010年同法科大学院長。2012年同名誉教授。明治学院大学法科大学院教授。2014年同大学院法学研究科委員長。2016年同法学部教授。2022年同定年退職[3][4]。同名誉教授[5]

エピソード

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刑法における錯誤論、比較少年法学、経済刑法を研究[6]。恩師は内田文昭。内田が転出後は、小暮得雄を師事[7]

著書

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  • 『故意概念と錯誤論』成文堂 1998
  • 『入門経済刑法』穴沢大輔と共著 信山社 2021

脚注

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  1. ^ 上掲『故意概念と錯誤論』奥付
  2. ^ 『北海道人物・人材情報リスト なーわ 2004』2003.12 p1487
  3. ^ 以上につき「長井長信先生略歴」『消費社会のこれからと法』信山社 2024.1.20 p525
  4. ^ 「長井長信教授略歴」『明治学院大学法学研究 114』2023.1 p1-2
  5. ^ 明治学院大学名誉教授授与式
  6. ^ KAKEN
  7. ^ 上掲『故意概念と錯誤論』はしがきp1-2