能見 俊賢(のみ としたか、 1948年10月19日 - 2006年9月27日)は、東京都出身の著作家。血液型はA型。血液型性格分類の書「血液型人間学」で知られる。

人物

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1971年、日本大学文理学部史学科卒業。産経新聞社勤務などを経て文筆活動を始める。「血液型人間学」を世間一般に広めた存在である父・能見正比古の活動を引き継ぎ、ABO式血液型と人間の性格・行動に関する多くの著書を記した。父と同様、「血液型」を取り扱う著作や商品に監修を行ったりもし、さらに「NPO 血液型人間科学研究センター」にも深く関わった[1]

2006年9月27日午前2時2分、脳出血のため死去。享年57。

著作活動とその効果

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血液型性格判断」を取り扱った能見による一連の著作は、父・正比古の代から収集してきたデータに基づいた分析・研究からなる[要出典]

「血液型性格判断」は、科学的な根拠があるとは認められておらず[2]、一部で差別や偏見を誘発する危険性が指摘されている[3]

脚注

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  1. ^ NPO 血液型人間科学研究センター (2014年に一般社団法人ヒューマンサイエンスABOセンターに改組)
  2. ^ 血液型性格診断を参照
  3. ^ 脚注:学者などによる批判の例。