シャルル・ダッバス

レバノン大統領

シャルル・ダッバス1884年4月16日 - 1935年8月22日ラテン文字表記でCharles Debbasアラビア語表記でشارل دباس)は、レバノン共和国初代大統領である。ダッバス自身は、レバノン国内では少数派の東方正教会信徒であった。

シャルル・ダッバス
شارل دباس


任期 1934年1月30日1934年11月10日

任期 1926年9月1日1934年1月2日
首相 Auguste Adib Pacha
ビシャーラ・アル=フーリー
Habib Pacha Saad
エミール・エッデ
シャルル・ダッバス(兼任)

出生 1884年4月16日
オスマン帝国の旗 オスマン帝国 ダマスカス
死去 (1935-08-22) 1935年8月22日(51歳没)
フランスの旗 フランス共和国 パリ
政党 無所属
宗教 東方正教会

1926年9月1日に大統領に選出され、任期を1期延長し、1934年1月2日まで任期を勤め上げた。ダッバスの治世は、フランス委任統治に基づいて、外交はフランスに完全に依存しながらも、内政には多くの自由が与えられた時代であった。

ダッバスの政治運営方法は、マロン派側ではダッバス時代に首相を務めたエミール・エッデビシャラ・アル・フーリーを競わせつつ、ムスリム側の意見の集約をムハンマド・アル・アジルに依存するスタイルを採用することで、宗派間の対立を回避しながら、いわゆる「大レバノン(詳細は、近代レバノンの歴史を参照)」を維持した。