『一度も撃ってません』(いちどもうってません)は、2020年7月3日公開の日本コメディ映画。監督は阪本順治監督、脚本は丸山昇一、主演は本作が19年ぶりの映画主演となる石橋蓮司[1]

一度も撃ってません
監督 阪本順治
脚本 丸山昇一
製作 榎望
菅野和佳奈
製作総指揮 木下直哉
出演者 石橋蓮司
大楠道代
岸部一徳
桃井かおり
佐藤浩市
豊川悦司
江口洋介
妻夫木聡
新崎人生
井上真央
柄本明
寛一郎
前田亜季
渋川清彦
小野武彦
柄本佑
濱田マリ
堀部圭亮
淵上泰史
原田麻由
音楽 安川午朗
撮影 儀間眞悟 (S.O.G)
編集 普嶋信一
製作会社 木下グループ
「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ
配給 キノフィルムズ
公開 日本の旗 2020年7月3日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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概要 編集

本作が製作された背景として、2011年に死去した原田芳雄の自宅で行われた飲み会で桃井かおりが阪本順治に「次は石橋蓮司主演で映画を撮って欲しい」とリクエストしたことがきっかけとされている[1][2]

当初は2020年4月24日公開予定だったが、2019年コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い公開が延期された[3]

あらすじ 編集

バー「Y」の常連客・市川進は、妻の年金をあてにして暮らす売れないハードボイルド小説家。しかし、裏では「サイレントキラー」の異名を持つヒットマンとしての顔を持っている。しかし、市川は小説のネタのために旧友である石田から「ヒットマン」として受けた「殺しの依頼」を本職のヒットマンに回し、その過程を取材するだけであり、自らの手で殺しを行ったことは一度もなかったが、そんな市川にある日、人生最大のピンチが訪れる。

登場人物 編集

市川進 / 御前零児
演:石橋蓮司
売れない小説家で、自称ヒットマン。
市川弥生
演:大楠道代[4]
市川の妻。
石田和行
演:岸部一徳[4]
元検事。市川の友人。
玉淀ひかる
演:桃井かおり[4]
元ミュージカル女優。市川の友人。
児玉道夫
演:佐藤浩市[4]
市川の担当編集者。
周雄
演:豊川悦司[4]
連城に雇われたヒットマン。
守山秀平
演:江口洋介[4]
不動産投資詐欺師。
今西友也
演:妻夫木聡[4]
市川の仲間のヒットマン。
ポパイ / 南雲雄平
演:新崎人生[4]
バー「Y」のマスター。
福原歌留多
演:井上真央[4]
看護師。今西の恋人。
連城孝志
演:柄本明[4]
暴力団組長。
五木要
演:寛一郎[4]
児玉の部下。
中道亜美
演:前田亜季[4]
バーテンダー。石田の実娘。
西浜雄大
演:渋川清彦[4]
連城の舎弟。
若山得安
演:小野武彦[4]
自治会会長。
植田順
演:柄本佑[4]
薬の売人。
王陽
演:濱田マリ
鹿内雪広
演:堀部圭亮
長谷部待子
演:原田麻由
蕎麦屋の主人
演:中沢青六
龍前時朗
演:淵上泰史
服部圭次
演:岡本智礼
春日井純
演:二ノ宮隆太郎
バイクの男
演:上ノ茗真二
被害者家族
演:北じゅん子
若い主婦
演:吉川依吹
出版社の社員
演:笠松伴助
若山の妻
演:有希九美
守山の秘書
演:板倉武志
看護師長
演:新海ひろ子
福原留美井
演:和田葵
中華料理屋店員
演:鈴木アメリ
土方
演:内生蔵裕希
権田原
演:菅原あき
木尾
演:吉橋航也
津気増
演:足立建夫
演:諏訪雅
演:川畑和雄
西
演:山岡一
演:原田裕章
演:山崎潤

スタッフ 編集

受賞 編集

脚注 編集

  1. ^ a b “映画「一度も撃ってません」 ハードボイルドが似合う石橋蓮司”. 産経新聞 (株式会社産業経済新聞社). (2020年6月25日). https://www.sankei.com/article/20200625-7WJ52PB7FVKO5E7OO4H4TOM7RU/ 2020年6月29日閲覧。 
  2. ^ “石橋蓮司、“異例の”主演映画が公開されることになった「涙の制作経緯」”. 週刊女性PRIME (株式会社主婦と生活社). (2020年3月20日). https://www.jprime.jp/articles/-/17451 2020年6月29日閲覧。 
  3. ^ “主演・石橋蓮司×監督・阪本順治「一度も撃ってません」が公開延期”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年4月9日). https://natalie.mu/eiga/news/374738 2020年6月29日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “佐藤浩市、豊川悦司、江口洋介、妻夫木聡、井上真央ほか超豪華キャストが集結!”. 映画ログプラス (ソーバル株式会社). (2020年1月29日). https://tokushu.eiga-log.com/new/37140.html 2020年6月29日閲覧。 
  5. ^ 2020年日本映画ベストテン”. ヨコハマ映画祭実行委員会. 2020年12月12日閲覧。
  6. ^ “『鬼滅の刃』石原裕次郎賞受賞 『罪の声』が「日刊スポーツ映画大賞」作品賞に”. ORICON NEWS (オリコン). (2020年12月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2180507/full/ 2021年1月11日閲覧。 
  7. ^ 長澤まさみ主演『MOTHER マザー』 毎日映画コンクール日本映画大賞”. ORICON NEWS. オリコン (2021年1月22日). 2021年2月2日閲覧。
  8. ^ 第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞. 2021年2月15日閲覧。

外部リンク 編集