2022年日本グランプリ (4輪)

2022年日本グランプリ(2022 Japanese Grand Prix)は、2022年のF1世界選手権第18戦として、2022年10月9日鈴鹿サーキットにて2019年以来、3年ぶりに開催。

日本の旗 2022年日本グランプリ
レース詳細
日程 2022年シーズン第18戦
決勝開催日 10月9日
開催地 鈴鹿サーキット
日本の旗 日本 鈴鹿市
コース長 5.807km
レース距離 28周(162.296km[3時間ルール適用]
53周(307.471km[規定周回数]
決勝日天候
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:29.304
ファステストラップ
ドライバー 中華人民共和国の旗 周冠宇
タイム 1:44.411(20周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

正式名称は「Formula 1 Honda Japanese Grand Prix 2022[1][2]

背景 編集

 
スタートセレモニーでの岸田文雄
タイヤ
本レースでピレリが持ち込むドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C1、ミディアム(黄):C2、ソフト(赤):C3のハード寄りの組み合わせ。提供されるセット数はハード2、ミディアム3、ソフト8[3]。2023年仕様のプロトタイプのタイヤテストを目的として、FP2のセッションを30分延長したが[4]、FP2はウェットコンディションだったためテストは行われなかった[5]
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C1 C2 C3 インターミディエイト フルウェット
 
(ハード)
 
(ミディアム)
 
(ソフト)
 
(小雨用)
 
(大雨用)
スタートセレモニー
その他
チャンピオンシップの行方
  • ドライバーズタイトル
前戦シンガポールGP終了時点でランキング4位のカルロス・サインツと同5位のジョージ・ラッセルの両名は、首位のマックス・フェルスタッペンとの差が138ポイント以上となったため、タイトル獲得の可能性が消滅した。
ランキング首位のフェルスタッペンは、同2位のシャルル・ルクレールに104ポイント、同3位のセルジオ・ペレスに106ポイントの差をつけている。フェルスタッペンが優勝かつファステストラップを記録した場合は無条件でタイトル獲得。または日本GP終了時点で2位以下に112ポイント以上の差をつければ2度目のタイトル獲得となる[12][13]
フェルスタッペン ルクレール ペレス
優勝+FL - -
優勝 3位以下 -
2〜6位 8ポイント以上の差 6ポイント以上の差
  • コンストラクターズタイトル
当GPの結果次第で2014年から続いたメルセデスの連覇が途絶える。また、レッドブルが次戦アメリカGPでタイトル獲得の可能性がある。

エントリーリスト 編集

前戦から変更なし。

フリー走行 編集

FP1[15]
2022年10月7日 12:00 JST(UTC+9)
トップはフェルナンド・アロンソ。朝から雨模様でセッション開始時には弱まったものの、コースの各所で水が溜まっていた。雨用のタイヤのセット数も限られるため、わずかな周回に留まったチームも見られた。セッション終了後にミック・シューマッハがダンロップの先でクラッシュした。
FP2[16]
2022年10月7日 15:00 JST(UTC+9)
トップはジョージ・ラッセル。2位にルイス・ハミルトンが続き、メルセデス勢が1-2とした。FP1でクラッシュしたシューマッハはモノコックに損傷が見られたため、このセッションは欠場した。2023年仕様のタイヤテストは降雨により実施されなかったが、セッションは90分間で行われた。セッションを中断するような出来事はなかったが、ニコラス・ラティフィがシケインのターンインの場所を間違え、西コースのショートカットへ進入する場面が見られた[17]
FP3[18]
2022年10月8日 12:00 JST(UTC+9)
トップはマックス・フェルスタッペン。この週末で初めてのドライコンディションで行われ、予選もドライと見られていたため、セッション開始と共に全車がコースへと出て行った。

予選 編集

2022年10月8日 15:00 JST(UTC+9)(文章の出典先[19]

ポールマックス・フェルスタッペン、シーズン5度目、通算18回目の獲得。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツとフェラーリ勢が続いた。

Q1ではブレーキにトラブルを抱えたピエール・ガスリーケビン・マグヌッセンランス・ストロールとウィリアムズ勢が脱落。Q2ではガスリー同様にブレーキにトラブルを抱えた角田裕毅やアルファロメオ勢、マクラーレンとハースが1台ずつ脱落した。Q3では、1度目のタイム計測でフェルスタッペンが最速タイムを記録。最終のタイム計測で更新とはならなかったが、フェラーリ勢もこれを上回ることは出来なかった。1アタックとなったセバスチャン・ベッテルは、インラップ中に日本語で「ありがとうございます、スズカ」と無線で伝えた。

予選結果 編集

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 1   マックス・フェルスタッペン レッドブル-RBPT 1:30.224 1:30.346 1:29.304 1
2 16   シャルル・ルクレール フェラーリ 1:30.402 1:30.486 1:29.314 2
3 55   カルロス・サインツ フェラーリ 1:30.336 1:30.444 1:29.361 3
4 11   セルジオ・ペレス レッドブル-RBPT 1:30.622 1:29.925 1:29.709 4
5 31   エステバン・オコン アルピーヌ-ルノー 1:30.696 1:30.357 1:30.165 5
6 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:30.906 1:30.443 1:30.261 6
7 14   フェルナンド・アロンソ アルピーヌ-ルノー 1:30.603 1:30.343 1:30.322 7
8 63   ジョージ・ラッセル メルセデス 1:30.865 1:30.465 1:30.389 8
9 5   セバスチャン・ベッテル アストンマーティン・アラムコ-メルセデス 1:31.256 1:30.656 1:30.554 9
10 4   ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:30.881 1:30.473 1:31.003 10
11 3   ダニエル・リカルド マクラーレン-メルセデス 1:30.880 1:30.659 11
12 77   バルテリ・ボッタス アルファロメオ-フェラーリ 1:31.226 1:30.709 12
13 22   角田裕毅 アルファタウリ-RBPT 1:31.130 1:30.808 13
14 24   周冠宇 アルファロメオ-フェラーリ 1:30.894 1:30.953 14
15 47   ミック・シューマッハ ハース-フェラーリ 1:31.152 1:31.439 15
16 23   アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:31.311 16
17 10   ピエール・ガスリー アルファタウリ-RBPT 1:31.322 PL2
18 20   ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 1:31.352 17
19 18   ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-メルセデス 1:31.419 18
20 6   ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ-メルセデス 1:31.511 191
107% time: 1:36.539
ソース:[20][21]
追記
  • ^1 - ラティフィは前戦シンガポールGPで他車とクラッシュする原因を作ったため5グリッド降格[22]
  • ^2 - ガスリーはパルクフェルメ下のマシンに変更を加えたため、ピットレーンからのスタート[23]

決勝 編集

2022年10月9日 14:00 JST(UTC+9)(文章の出典先[24]

優勝はマックス・フェルスタッペンでシーズン12勝目、通算32勝目。2位にセルジオ・ペレス、3位にシャルル・ルクレールとなった。

全車がスタートタイヤにインターミディエイトを選択。ヘアピンの立ち上がりでカルロス・サインツが単独のクラッシュにより、アレクサンダー・アルボンがマシントラブルによりそれぞれリタイアした。その後、天候悪化により赤旗中断となった。なお、この際の事故車両の重機による処理に関し、ピエール・ガスリーが同様の天候だった2014年のレースでのジュール・ビアンキの事故における状況と類似していたとして抗議している(ガスリーはこの赤旗時の速度違反でレース後にペナルティを受けている)。

14時50分にSC先導下でのスタート予定だったが延期となり、16時04分に“16時15分にレース再開”の表示がされた。全車がウェットタイヤを装着し、6周目にレース再開となった。セバスチャン・ベッテルなどがインターミディエイトへ交換、1分39秒台で周回したことから各車もそれに続いた。フェルスタッペンは22周目時点で2位以下に20秒以上の大差をつけ、28周を走りきって初優勝を飾った。ルクレールとペレスによる2位争いは最終周まで続き、ルクレールは最終シケインをショートカットしたものの2位でゴール。しかし、レース後にショートカットしたことに対し5秒のタイムペナルティが課せられたことにより、ペレスが2位、ルクレールが3位となった。この結果により、ドライバーズ選手権において2位以下に112ポイント以上の差をつけたため、フェルスタッペンのドライバーズタイトルの2連覇が決まった。

レース結果 編集

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 1   マックス・フェルスタッペン レッドブル-RBPT 28 3:01:44.004 1 25
2 11   セルジオ・ペレス レッドブル-RBPT 28 +27.066 4 18
3 16   シャルル・ルクレール フェラーリ 28 +31.7631 2 15
4 31   エステバン・オコン アルピーヌ-ルノー 28 +39.685 5 12
5 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 28 +40.326 6 10
6 5   セバスチャン・ベッテル アストンマーティン・アラムコ-メルセデス 28 +46.358 9 8
7 14   フェルナンド・アロンソ アルピーヌ-ルノー 28 +46.369 7 6
8 63   ジョージ・ラッセル メルセデス 28 +47.661 8 4
9 6   ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ-メルセデス 28 +70.143 20 2
10 4   ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 28 +70.782 10 1
11 3   ダニエル・リカルド マクラーレン-メルセデス 28 +72.877 11
12 18   ランス・ストロール アストンマーティン・アラムコ-メルセデス 28 +73.904 19
13 22   角田裕毅 アルファタウリ-RBPT 28 +75.599 13
14 20   ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 28 +86.016 18
15 77   バルテリ・ボッタス アルファロメオ-フェラーリ 28 +86.496 12
16 24   周冠宇 アルファロメオ-フェラーリ 28 +87.043 14 FL
17 47   ミック・シューマッハ ハース-フェラーリ 28 +92.523 15
18 10   ピエール・ガスリー アルファタウリ-RBPT 28 +108.0912 PL
Ret 55   カルロス・サインツ フェラーリ 0 DNF 3
Ret 23   アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 0 DNF 16
ソース:[21][25]
追記
  • ^FL - 入賞圏外のためポイントは付与されない。
  • ^1 - ルクレールはコーナーカットにより5秒のタイムペナルティ[26]
  • ^2 - ガスリーは赤旗時にスピード違反を行ったため、ドライブスルーペナルティ(レース後の裁定となったため、レースタイムに20秒加算)[27]

フェルスタッペンのタイトル獲得について 編集

当GPはレース開始からの「3時間ルール[注 1]」適用[注 2]により28周(52.8%)で終えたことから、フェルスタッペンも含むレース関係者やファンなど多くの人々がこのシーズンから導入されたレース距離に応じた新しいポイントシステムにより、優勝のフェルスタッペンが19ポイント、2位のペレスが14ポイント、3位のルクレールが12ポイントをそれぞれ獲得し、タイトル争いが次戦に持ち越されたと考えていた。しかし、新しいポイントシステムの文言は“決勝レースが中断され、再開出来なかった場合”と限定されており、チェッカーが振られレースは終了したことからレース距離に応じたポイントシステムは適用されず、フルポイントが付与された[28]。(ポイントシステムの詳細は2022年のF1世界選手権#途中終了レースのポイントシステムを参照のこと。)

第18戦終了時点のランキング 編集

  • :いずれもトップ5まで掲載。

DHLファステストラップアワード 編集

順位 ドライバー 獲得数
  1   マックス・フェルスタッペン 5
  2   シャルル・ルクレール 3
  3   セルジオ・ペレス 3
  4   カルロス・サインツ 2
  5   ルイス・ハミルトン 2
ソース:[30]

  • :いずれもトップ5まで掲載。
  • :ファストテストラップアワードは同数の場合、カウントバック方式がとられている。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 赤旗中断を含む経過時間
  2. ^ 3時間ルールが適用されたのはこの年のモナコGP以来となるが、モナコGPでは78周中64周(82.1%)を周回しており、2021年以前のルールでもフルポイントが与えられる周回数を完了していた。

出典 編集

  1. ^ Japanese Grand Prix 2022 - F1 Race”. The Official F1 Website. 2022年4月8日閲覧。
  2. ^ ホンダ、2022年F1日本GPのタイトルスポンサーに就任「日本モータースポーツの更なる振興に寄与」”. Fomula1-Data (2022年5月17日). 2022年5月17日閲覧。
  3. ^ ピレリ、鈴鹿でのF1日本GPとシンガポールのタイヤ選択を発表”. Fomula1-Data (2022年9月14日). 2022年9月15日閲覧。
  4. ^ F1日本GPを観戦するファンはちょっとお得? フリー走行2回目がタイヤテスト実施につき30分延長”. jp.motorsport.com (2022年9月2日). 2022年9月29日閲覧。
  5. ^ 雨の中ラッセルがトップ、メルセデスが初日1-2。レッドブル勢は3、4番手、角田裕毅は14番手【F1日本GP FP2】”. auto sport Web (2022年10月7日). 2022年10月10日閲覧。
  6. ^ 岸田文雄首相、F1日本GP鈴鹿サーキットに来場。表彰台から9万人のファンにアピール”. auto sport Web (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  7. ^ 【F1日本GP】水樹奈々、決勝前セレモニーで君が代熱唱 紅白衣装で日本イメージ”. 中日スポーツ (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  8. ^ レッドブルF1、『にゃんこ大戦争』を運営するポノスとの日本GPでのパートナーシップ締結を発表”. Fomula1-Data (2022年9月27日). 2022年9月27日閲覧。
  9. ^ Wシリーズ、鈴鹿開催は幻に。「運営上の予期せぬ課題」によりシンガポール戦に変更”. jp.motorsport.com (2022年7月27日). 2022年9月29日閲覧。
  10. ^ ガスリーのアルピーヌF1加入が正式発表、2023年からの複数年契約を締結。アルファタウリはデ・フリースと契約”. auto sport Web (2022年10月8日). 2022年10月10日閲覧。
  11. ^ ガスリーのアルピーヌF1加入が正式発表、2023年からの複数年契約を締結。アルファタウリはデ・フリースと契約”. auto sport Web (2022年10月8日). 2022年10月10日閲覧。
  12. ^ フェルスタッペンのマジックポイントは”34”に。鈴鹿で優勝+FL獲得でタイトル決定”. jp.motorsport.com (2022年10月3日). 2022年10月3日閲覧。
  13. ^ 鈴鹿天王山!フェルスタッペン、F1日本GPでのタイトル獲得条件”. Fomula1-Data (2022年10月4日). 2022年10月4日閲覧。
  14. ^ 2022 Japanese Grand Prix - Entry List.pdf” (英語). FIA.com (2022年10月7日). 2022年10月23日閲覧。
  15. ^ 遂に開幕!アロンソが雨の鈴鹿で最速発進!角田裕毅も母国コースイン、シューマッハ事故 / F1日本GP《FP1》結果とダイジェスト”. Fomula 1-Data (2022年10月7日). 2022年10月9日閲覧。
  16. ^ メルセデス1-2、レッドブルは虎視眈々…角田裕毅は最多周回で充実の走り込み / F1日本GP《FP2》結果とダイジェスト”. Fomula 1-Data (2022年10月7日). 2022年10月10日閲覧。
  17. ^ 【動画】そっちじゃないよー! 鈴鹿初挑戦のラティフィ、シケインの場所を間違える|F1日本GP”. jp.motorsport.com (2022年10月7日). 2022年12月5日閲覧。
  18. ^ フェルスタッペン、予選を前にフェラーリ勢を0.3秒リード…角田裕毅は下位に / F1日本GP《FP3》結果とダイジェスト”. Fomula 1-Data (2022年10月8日). 2022年10月9日閲覧。
  19. ^ フェルスタッペン、鈴鹿初ポール!角田裕毅はトラブルに屈せず健闘 / F1日本GP《予選》結果とダイジェスト”. Fomula1-Data (2022年10月8日). 2022年10月9日閲覧。
  20. ^ FORMULA 1 HONDA JAPANESE GRAND PRIX 2022 - QUALIFYING”. Formula1.com (2022年10月8日). 2022年10月10日閲覧。
  21. ^ a b FORMULA 1 HONDA JAPANESE GRAND PRIX 2022 - STARTING GRID”. Formula1.com (2022年10月8日). 2022年10月10日閲覧。
  22. ^ Document 50 - FIA Document Management System”. FIA.com (2022年10月2日). 2022年10月10日閲覧。
  23. ^ ガスリー、日本GP決勝を前に前後ウイングに変更を実施。レースはピットレーンスタートに”. jp.motorsport.com. 2022年10月9日閲覧。
  24. ^ レッドブルのマックス・フェルスタッペンが大雨の鈴鹿で初優勝、ドライバーズ選手権2連覇を達成【決勝レポート/F1日本GP】”. auto sport Web (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  25. ^ FORMULA 1 HONDA JAPANESE GRAND PRIX 2022 - RACE RESULT”. Formula1.com (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  26. ^ フェラーリ、F1日本GPでのルクレール”5秒加算”ペナルティを受け入れるも、早々の決定に憤慨「1週間前のシンガポールでは、長い時間がかかったのに……」”. jp.motorsport.com. 2022年10月9日閲覧。
  27. ^ ピエール・ガスリー、赤旗時のスピード違反で20秒加算ペナルティ。コース上で作業車を発見した「ショック」も裁定に考慮|F1日本GP”. jp.motorsport.com. 2022年10月9日閲覧。
  28. ^ フェルスタッペンの戴冠条件で混乱。レギュレーションの”エアポケット”が原因か?”. jp.motorsport.com (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  29. ^ a b Formula One 2022 Japanese Grand Prix Standings”. Motorsport Stats (2022年10月9日). 2022年10月10日閲覧。
  30. ^ 2022 DHL FASTEST LAP AWARD”. Formula1.com (2022年9月11日). 2022年9月12日閲覧。
前戦
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2022年シーズン
次戦
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前回開催
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