AFCチャンピオンズリーグ2012 グループリーグ

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AFCチャンピオンズリーグ2012 グループリーグ (AFC Champions League 2012 group stage)は、2012年3月6日から5月16日まで開催されたAFCチャンピオンズリーグ2012 本戦の第1ステージである。予選プレーオフを勝ち抜いた4チームと、直接本戦出場権を獲得した28チームの計32チームで行われる。各グループを勝ち抜いた16チームが決勝トーナメントへ進出する。

抽選 編集

組み合わせ抽選会は2011年12月6日にクアラルンプールのAFCハウスにて行われた[1]

参加する32チームは4チームずつ8組に分かれる。同一協会に所属するチームが同じグループに入ることはない。グループステージはラウンドロビン方式で6試合を戦う。


括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである

地区 グループ 1 2 3 4
西地区 A   アル・ラーヤン   アル・ジャジーラ   ナサフ・カルシ   エステグラル(PO1勝者)
B   アル・イテハド   アル・アラビ   バニーヤース   パフタコール
C   セパハン   アル・アハリ   レフウィヤ   アル・ナスル
D   アル・シャバーブ(PO2勝者)   ペルセポリス   アル・ヒラル   アル・ガラファ
東地区 E   ガンバ大阪   アデレード・ユナイテッド (PO1勝者)   ブニョドコル   浦項スティーラース (PO2勝者)
F   蔚山現代   FC東京   ブリスベン・ロアー   北京国安
G   天津泰達   城南一和天馬   名古屋グランパス   セントラルコースト・マリナーズ
H   ブリーラム・ユナイテッド   広州恒大   全北現代モータース   柏レイソル


順位決定方法 編集

各グループの上位2チームがラウンド16に進出する。各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する。

  1. 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
  2. 当該チーム同士の対戦における、得失点差(アウェイゴールは不適用)
  3. 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少(アウェイゴールは不適用)
  4. 当該チームの全試合における、得失点差
  5. 当該チームの全試合における、ゴール数の多少
  6. ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う。
  7. 警告および退場処分になった回数をポイント化 (警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
  8. 抽選

グループステージ 編集

西地区 編集

グループA 編集

チーム







  アル・ジャジーラ 6 5 1 0 18 10 +8 16
  エステグラル 6 3 2 1 8 3 +5 11
  アル・ラーヤン 6 2 0 4 9 12 −3 6
  ナサフ・カルシ 6 0 1 5 4 14 −10 1













グループB 編集

チーム







  アル・イテハド 6 5 1 0 13 4 +9 16
  バニーヤース 6 3 2 1 9 2 +7 11
  パフタコール 6 2 1 3 6 10 −4 7
  アル・アラビ 6 0 0 6 4 16 −12 0


※アル・イテハドは、前回大会のホームゲーム (FCソウル戦)で観客が問題を起こしたことへの処分として、この試合を一般観客なしで実施することを命じられた[3]












グループC 編集

チーム







  セパハン 6 4 1 1 9 4 +5 13
  アル・アハリ 6 3 1 2 10 6 +4 10
  アル・ナスル 6 2 0 4 6 11 −5 6
  レフウィヤ 6 2 0 4 5 9 −4 6













グループD 編集

チーム







  アル・ヒラル 6 3 3 0 10 7 +3 12
  ペルセポリス 6 3 2 1 14 5 +9 11
  アル・ガラファ 6 1 3 2 7 10 −3 6
  アル・シャバーブ 6 0 2 4 5 14 −9 2













東地区 編集

グループE 編集

チーム







  アデレード・ユナイテッド 6 4 1 1 7 2 +5 13
  ブニョドコル 6 3 1 2 8 7 +1 10
  浦項スティーラース 6 3 0 3 6 4 +2 9
  ガンバ大阪 6 1 0 5 5 13 −8 3













グループF 編集

チーム







  蔚山現代 6 4 2 0 11 7 +4 14
  FC東京 6 3 2 1 12 6 +6 11
  ブリスベン・ロアー 6 0 3 3 6 11 −5 3
  北京国安 6 0 3 3 6 11 −5 3

※ブリスベン・ロアーと北京国安は、勝ち点・直接対戦の結果・全試合の得失点差・全試合の総得点のすべてで並んだものの、規定における「最終節でPK戦により順位決定」は行われなかった。ここでは次の順位決定基準である「イエローカード・レッドカードの数による評価」により、ブリスベン・ロアーを上位と表記する (ブリスベン・ロアー:イエローカード9枚・レッドカード1枚、北京国安:イエローカード12枚、レッドカード2枚)。














グループG 編集

チーム







  城南一和天馬 6 2 4 0 13 5 +8 10
  名古屋グランパス 6 2 4 0 10 4 +6 10
  セントラルコースト・マリナーズ 6 1 3 2 7 11 −4 6
  天津泰達 6 0 3 3 2 12 −10 3













グループH 編集

チーム







  広州恒大 6 3 1 2 12 8 +4 10
  柏レイソル 6 3 1 2 11 7 +4 10
  全北現代モータース 6 3 0 3 10 15 −5 9
  ブリーラム・ユナイテッド 6 2 0 4 8 11 −3 6













注釈 編集

脚注 編集

  1. ^ ACL 2012 - Group Stage draw”. AFC. 2012年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月6日閲覧。
  2. ^ 本来は3月6日に開催する予定であったが、大雪のため試合が7日に延期された。Nasaf, Al Jazira match postponed”. アジアサッカー連盟 (2012年3月7日). 2012年3月7日閲覧。
  3. ^ ACL MD1 - Disciplinary matters”. アジアサッカー連盟 (2012年3月5日). 2012年3月7日閲覧。
  4. ^ 命名権の名称「味の素スタジアム」が、FIFAの規定で使用できないため、正式名の「東京スタジアム」名義で開催