呉鎮

1280-1354, 元の文人画家

呉 鎮(ご ちん、至元17年7月16日1280年8月12日) - 至正14年(1354年))は、末の文人画家。字は仲圭、号を梅花道人(梅道人)・梅花和尚。嘉興府嘉興県魏塘(現在の浙江省嘉興市嘉善県)の出身。黄公望倪瓚王蒙と並ぶ元末四大家の一人。元の山水画様式を確立した。

洞庭漁隠

略歴

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漢詩や書にも通じたが、終生仕官せず易卜や売画をしたり、村塾を開くなどしながら終生清貧と孤高の隠遁生活を楽しんだ。巨然の点描法を学び、墨竹は文同に学んだ。

著書

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  • 明代刊行の「梅花道人遺墨」がある。

その他

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  • 元末四大家のうち、他の3人は互いに交流したが、呉鎮との間に交流はなかったようである。
  • 池大雅など日本の文人にも影響を与えた。

参考文献

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  • 鈴木敬「中国絵画史」吉川弘文館