あみだ池大黒
大阪市西区にある菓子メーカー
株式会社あみだ池大黒(あみだいけだいこく)は、大阪府大阪市西区に本店を置く菓子メーカー。1805年(文化2年)に創業した創業200年以上の老舗で、大阪名物「おこし」[1]を製造する。
あみだ池大黒本店 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江3丁目11番26号 北緯34度40分27.6秒 東経135度29分15.9秒 / 北緯34.674333度 東経135.487750度座標: 北緯34度40分27.6秒 東経135度29分15.9秒 / 北緯34.674333度 東経135.487750度 |
設立 |
1951年(昭和26年)12月 創業 1805年(文化2年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 9120001041031 |
事業内容 | 和菓子、洋菓子の製造および、販売 |
代表者 |
代表取締役会長 小林隆太郎 代表取締役社長 小林昌平 |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 | 150名 |
外部リンク | https://www.daikoku.ne.jp |
概要
編集1805年(文化2年)に初代の小林林之助が粟おこしの製造を始めたことで創業した。1928年(昭和3年)に原料からの一貫生産の近代的な工場が完成した。1945年(昭和20年)に大阪大空襲による戦災被害を経て、1951年(昭和26年)に株式会社あみだ池大黒を設立、営業を再開した。1987年(昭和62年)には兵庫県西宮市西宮浜に新工場が竣工し、工場及び営業本部が移転した。
社名は、初代が長堀川「あみだ池」の畔に店舗を構えたことに由来している。また、おこしの原材料にお米を使っていることから、五穀豊穣の神・大黒様にあやかり、屋号に「大黒」を用いた[2]。
大阪土産の定番として人気である。
主な商品
編集- 焼き菓子
- 大阪ちよ子バウムクーヘン
- 大阪北堀江まぁるくきゃらめりぜ
- 関西弁チョコチップクッキー
- 関西弁まんじゅう
- 大阪もちまろ菓
- 大阪花ラング
- チョコレート菓子
- 大阪ちよ子
- メランジェショコラ
- ベイクドメランジェ
- 関西弁ミルククランチ
- pon pon Ja pon
- pon pon coco
- マシューアンドクリスピー
- クリスピーケーキ
- クリスピーベビー
事業所・主な販売拠点
編集受賞歴
編集その他取り組み
編集平成21年(2009年)7月、安全安心な食品の製造* 加工を県が認定する「県食品衛生管理プログラム(県版HACCP)」制度で、兵庫県の菓子* パン製造工程の第1号に認定された。原料入荷から生産までの工程でHACCP(危害分析重要管理点)の概念を徹底浸透させ、工場の安全・安心のレベルを大きく向上させた。
地域活動
編集- 地元への還元事業として、「大阪産(もん)名品の会」「大阪観光土産品協会」など大阪府・市の事業に積極的に参加している。
- 大阪府と共同で、堀江小学校での食育授業を行っている[3]。(授業内容はあみだ池大黒の内定者が、研修の一環として自分たちで考え、作り上げる。)
- 「にし恋マルシェ」といった西区主催の地域イベントにも参加し、地域を盛り上げるための活動に力を注いでいる。
トピックス
編集- 屋号にちなんだ大黒様のコレクションとして、約3,500体もの大黒様が本店の土蔵に祀られている。
脚注
編集- ^ 大阪産(もん)名品【株式会社あみだ池大黒】 - 大阪府ホームページ2015年2月1日閲覧
- ^ 大阪名物「あみだ池大黒」の知られざる大進化 | なにわ社長の会社の磨き方 東洋経済オンライン 2017年1月23日
- ^ 大阪産(もん)食育授業を実施しました! - 大阪府ホームページ2015年2月1日閲覧