ぎふ清流カップ(ぎふせいりゅうカップ)とは岐阜県地方競馬組合笠松競馬場ダート1400mで施行する地方競馬重賞競走SPI)である。正式名称は「日刊スポーツ杯 ぎふ清流カップ」、日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。

ぎふ清流カップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 岐阜県地方競馬組合
競馬場 笠松競馬場
創設 2018年5月10日
2021年の情報
距離 ダート1400m
格付け SPI
賞金 1着賞金600万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン、東海、北陸、近畿所属
負担重量 別定(56kg、牝2kg減)
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概要 編集

2018年サラブレッド系3歳の東海、北陸、近畿所属馬限定の重賞競走として創設。地方競馬の「ダービー」にあたる競走を短期集中開催する「ダービーシリーズ」期間中に開催される3歳限定重賞であり、ダービーシリーズの各競走は中距離で行われるなか、1400mで施行されるレースである。そのため、スプリント適性のある馬、東海優駿や、石川ダービーの選定から漏れた馬が参戦する[1]

創設時は1600mで行われていたが、2020年から1400mで施行されている。

条件・賞金(2023年) 編集

出走条件
サラブレッド系3歳、東海・北陸・近畿所属
負担重量
別定(牡56kg、牝2kg減)
賞金額
1着600万円、2着210万円、3着120万円、4着60万円、5着30万円[2]

歴史 編集

  • 2018年 - 笠松競馬場のダート1600mのサラブレッド系3歳の北陸・東海・近畿地区限定の重賞競走「日刊スポーツ杯 ぎふ清流カップ」として創立。格付けはSPI。
  • 2020年 - 施行距離をダート1400mに変更。
  • 2021年 - 八百長問題発覚のため開催中止。
  • 2024年
    • 施行時期を6月に変更[3]
    • 西日本地区(北陸・東海・近畿・高知・佐賀)交流競走となる。
回数 施行年月日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 2018年5月10日 ウォーターループ 牝3 愛知 1:43.3 友森翔太郎 塚田隆男
第2回 2019年5月23日 フォアフロント 牡3 笠松 1:41.5 佐藤友則 井上孝彦
第3回 2020年6月4日 コスモピオニール 牡3 兵庫 1:27.7 大柿一真 田村彰啓
第4回 2021年 開催中止
第5回 2022年6月2日 クリノメガミエース 牝3 兵庫 1:29.2 吉原寛人 石橋満
第6回 2023年5月25日 スマイルジョナス 牡3 兵庫 1:27.3 笹田知宏 渡瀬寛彰

脚注・出典 編集

  1. ^ 第3回ぎふ清流カップ(SPⅠ)選定馬のお知らせ(5月29日更新)”. オグリキャップを輩出した岐阜の地方競馬「笠松けいば」 (2020年5月29日). 2021年3月29日閲覧。
  2. ^ 第6回 ぎふ清流カップ(SPⅠ)出走馬について”. 笠松けいば. 2023年5月26日閲覧。
  3. ^ 令和6年度笠松競馬 重賞・準重賞競走について岐阜県地方競馬組合、2024年2月21日配信・閲覧

参考 編集

各回競走結果の出典

関連項目 編集

  • 新緑賞 - ぎふ清流カップのトライアル競走