ことばと新人賞(ことばとしんじんしょう)は、書肆侃侃房が主催する公募新人文学賞。受賞作は同社が発行する文学ムック『ことばと』に掲載される[2]

ことばと新人賞
(ことばとしんじんしょう)
受賞対象未発表の小説
日本の旗 日本
主催書肆侃侃房
初回2020年
最新回第5回(2023年)
最新受賞者池谷和浩[1]
公式サイトことばと新人賞|書肆侃侃房

概要 編集

2020年、文学ムック『ことばと』の創刊に伴って募集を開始する。編集長佐々木敦および『ことばと』編集部が選考にあたり、第1回受賞作(佳作)が『ことばと』vol.2に掲載された。

第4回でリニューアルされ、応募原稿の上限枚数が100枚から200枚に増えた他、受賞作は『ことばと』掲載に加えて単行本化されるようになった[3]

受賞作一覧 編集

回(発表年月) 応募総数 著者 受賞作 単行本初刊
第1回(2020年9月) 394編 佳作 金名サメリ 「道ジュネー」
永井太郎 「残って拡散する響き」
第2回(2021年3月) 314編 受賞 大沼恵太 「ゾロアスターの子宮」
山縣太一 「体操させ、られ。してやられ」
第3回(2021年9月) 受賞 笛宮ヱリ子 「だ」
第4回(2022年9月) 318編[4] 受賞 福田節郎 「銭湯」 2023年5月
佳作 井口可奈 「かにくはなくては」
第5回(2023年8月) 339編[5] 受賞 池谷和浩 「フルトラッキング・プリンセサイザ」
佳作 藤野 「おとむらいに誘われて」

選考委員 編集


脚注 編集

  1. ^ 第5回ことばと新人賞”. 朝日新聞 (2023年9月13日). 2023年12月23日閲覧。
  2. ^ ことばと新人賞”. 書肆侃侃房. 2023年12月18日閲覧。
  3. ^ ことばと新人賞をリニューアルします。”. 書肆侃侃房 (2021年12月20日). 2023年12月23日閲覧。
  4. ^ 第4回ことばと新人賞 選考結果のお知らせ|書肆侃侃房
  5. ^ 第5回ことばと新人賞 選考結果のお知らせ|書肆侃侃房

関連項目 編集

外部リンク 編集