ことばの杜(ことばのもり)は、元NHKのアナウンサーらによって作られた任意団体である。

概要

編集

NHKで初めて女性のアナウンス室長となった山根基世は、室長就任後も現場にこだわり続けた。

任期満了後、それまではNHK放送研修センター・日本語センターに移籍するのが筋であったが、山根はここでも現場にこだわり続け、新たに組合を立ち上げることを決意。2007年6月にNHKを退職後、先輩の広瀬修子(定年後跡見学園女子大学教授)、後輩の宮本隆治(2007年3月にNHK退職)に声をかけ、さらに事務会計方のスタッフ2名を加えた計5名が資金を出し合って、有限責任事業組合として結成した。[1]

基本的にNHK・民放を問わず出演し、これまでの経験を生かして様々な社会貢献を行うことを、活動の柱に挙げている。今後大量に発生する団塊の世代のNHK退職者にも参加を呼びかけており、嘱託職員としての契約が切れた松平定知も、2007年12月に加入した。[2]

2013年度をもって有限責任事業組合を解散し、任意団体へと移行。ただし、ホームページは継続しており、所属アナウンサーのマネジメントは株式会社爽に委託している。

アナウンサー

編集

(組合員加入順)

脚注

編集
  1. ^ 「現役続行」 退職アナが事業組合 NHK・山根さんら”. 朝日新聞 (2007年6月14日). 2011年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月25日閲覧。
  2. ^ 松平アナ フリー 民放大争奪戦”. 東京中日スポーツ (2007年12月20日). 2007年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月25日閲覧。

外部リンク

編集