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これがUFOだ!空飛ぶ円盤』(これがユーホーだ!そらとぶえんばん 英文:Get That Flying Saucer)は、1975年3月21日封切の東映まんがまつりで上映された東映動画アニメーション映画。有名な円盤事件や、「実際に撮影された」とされる写真を交えて描いたドキュメンタリー風の作品。16分。

これがUFOだ!空飛ぶ円盤
Get That Flying Saucer
脚本 辻真先
製作 今田智憲
有賀健籏野義文[1](企画)
ナレーター 野田圭一
出演者 加藤修山田俊司森功至川島千代子
撮影 大和田亨
製作会社 東映動画
配給 東映
公開 日本の旗 1975年3月21日
上映時間 16分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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内容編集

主なエピソードや内容は、次の通り。

  1. マンテル大尉事件 - アメリカ空軍戦闘機がUFOを目撃した事件。
  2. ケネス・アーノルド事件 - ケネス・アーノルドが、飛行中に円盤編隊を目撃した事件。「フライング・ソーサー(空飛ぶ受け皿)」の語源。
  3. UFOの目撃数、写真の紹介。
  4. UFOの種類、異様な飛び方(フラフラ飛ぶ、分裂したり合体する)、UFOや母艦の透視図、宇宙人の想像図、など。
  5. ヒル夫妻誘拐事件 - 宇宙人による誘拐として知られる。
  6. 壁画などを紹介し、「宇宙人は太古から地球を訪れていた」と説明(古代宇宙飛行士説遮光器土偶虚舟も登場)。フー・ファイターについても触れている。
  7. 1974年10月18日の事件(軍のヘリコプターが円盤と接近、操縦不能になった事件)。

最後は「宇宙連合」結成の可能性について触れ、「地球人を観察しているのでは?」と述べている。なお「おわり」というクレジットの後に、『宇宙円盤大戦争』(後述)の公開予定が表示される。

スタッフ編集

なお、BGMはTV版(東映動画版)『デビルマン』からの流用曲(作曲:三沢郷)が確認できる[2]

声の出演編集

本作は複数のエピソード(円盤事件)を紹介するため、いわゆるダブルキャストになっている。また、ナレーター以外の配役はクレジットされていない。

  • 野田圭一:ナレーター
  • 加藤修:警官(マンテル事件編)、ローレンス大尉(ヘリの事件)、他
  • 山田俊司:ケネス・アーノルド、バーニー・ヒル、他
  • 森功至:マンテル大尉、他
  • 川島千代子:ベティ・ヒル(ヒル夫人)、他

併映作品編集

東映まんがまつりでの併映作品は以下の通り。▲マークは劇場用新作。

映像ソフト編集

本作は、上記の一連の作品と共に、2011年11月21日発売のDVD「復刻!東映まんがまつり1975春」収録されている。また、次節で説明する『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX』にも収録されている。

マジンガーシリーズとの関係編集

本作は、DVDボックス『マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX』(2002年)に収録されているが、本来、直接の関係はなかった。

しかしながら、本作のラストで、『宇宙円盤大戦争』の公開が告知されている。これは、次回(1975年7月26日封切)の東映まんがまつりで上映された、UFOを題材としたアニメーション映画である(ただし、本作とは違い、完全にフィクションである)。この作品も、マジンガーシリーズとは無関係であったが、後に『UFOロボ グレンダイザー』(マジンガーシリーズ第3弾)の原案(原点)となった。その為、『宇宙円盤~』は、ビデオ化の際は「劇場版マジンガーシリーズ」に併録されていた(LDの劇場版マジンガーシリーズには収録されず)。従って、本作もマジンガーシリーズとは、完全には無関係ではなくなっている。本作は、ビデオ、LDとも劇場版マジンガーシリーズには未収録であった。本作の脚本は辻真先であるが、『宇宙円盤~』の脚本は上原正三である(『~グレンダイザー』の初期メインライターも上原)。

なお、本作の併映である『グレートマジンガー対ゲッターロボ』は、劇場版マジンガーシリーズの第3弾に当たるが、初めて敵が宇宙人勢力(劇場版オリジナル勢力)となっている(続編に当たる『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』も同様)。

脚注編集

  1. ^ a b 画面クレジットは「旗野義文」と表記。
  2. ^ マンテル事件編の最初の曲、「日本人の撮影したUFOの写真」のシーン、など。