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とんがり帽子のアトリエ

白浜鴎の漫画作品

とんがり帽子のアトリエ』(とんがりぼうしのアトリエ)は、白浜鴎による日本ファンタジー漫画講談社の『月刊モーニングtwo』にて、2016年9月号(2016年7月22日発売)から連載中[1]。2018年には第13回全国書店員が選んだおすすめコミック日本出版販売)一般部門1位に選ばれた[2]

とんがり帽子のアトリエ
ジャンル ファンタジー
漫画
作者 白浜鴎
出版社 講談社
掲載誌 月刊モーニングtwo
レーベル モーニングKC
発表号 2016年9月号 -
発表期間 2016年7月22日 -
巻数 既刊5巻(2019年5月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

あらすじ編集

小さな村の少女・ココは、幼い頃から魔法使いにあこがれていた。だが、 生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになることはできず、ココは諦めて母の仕事である仕立て屋を手伝っていた。

ある日、仕立て屋に来た客の魔法の馬車が壊れ、居合わせた魔法使いのキーフリーが修理することになり、ココは魔法をかけるところを誰にも見られないように見張りを頼まれる。しかしココは魔法への興味からキーフリーが魔法陣を書いているところを覗き見し、昔祭りで買った「魔法の絵本」が魔法をかけるために必要な魔法陣を書くお手本で、その時に貰った「おまけのペンとインク」がその魔法陣を書くためのものだと気づいた。

その夜、こっそり絵本の魔法陣を書き写して禁術である魔法を発生させていたとき、キーフリーが現れて魔法陣からココを引き離すが直後、描いた魔法陣でココの母は家ごと石化する。ココから絵本の話を聞いたキーフリーは、彼女に絵本を売った者を追うため、そしてココの母を助けるため、知らざる人であるココの記憶を消去せず、弟子にした。こうしてキーフリーのアトリエで、ココは魔法使いの修行を始めることになる。その目標は、失われた「魔法の絵本」の複製を所蔵する「図書の塔」に入る資格を得ること。

魔墨を買いに行った時、ココに魔法の絵本を売ったつばあり帽を見かけ、追いかけた先で危機に陥るがテティアリチェアガットと協力し、ことなきを得る。

世界観編集

魔法は“世界にを豊かにする便利な奇跡”だが、“生まれたときから魔法の力を持つ者”にしか使えないとされている。が、これらの条件は表向きのもので、実際には特殊なインク「魔の墨」を用い法則に従った「魔法陣」を描くことで、誰にでも魔法を使うことができる。しかしこの事実は魔法使いでない者たちには伏せられ、魔法使いは彼らを「知らざる者」と呼んでいる。他にも、“結託の日”以前の旧時代に魔法使いが災いを齎したことから、現在では魔法に関して様々な禁忌や制約があり、それらに従う魔法使いは、つばのない「とんがり帽子」をかぶる。なお、それらの制約に従わない魔法使いは、旧時代の魔法使いの印である「つばあり帽」をかぶっている。

魔法使いの多くは知らざる者との接触を避けるため、大講堂やその麓の町に住居を構えている。

登場人物編集

キーフリーのアトリエ編集

ココ
主人公。もとは「知らざる者」(ふつうの人)。誤って母親を家ごと石に変えてしまったために魔法使いとなり、魔法に関する事を書いた本が全て複製されて所蔵されている図書の塔に挑むことを目指している。つばあり帽たちからは「希望の子」と呼ばれる。
キーフリー
魔法使い。大講堂嫌いで、地方にアトリエをかまえる。過去に「同じ目を持つつばあり帽」と何かあった事が示唆されている。
アガット
アトリエに住むキーフリーの弟子。ココのアトリエのルームメイト。代々司書を務める家系であるが、一族から落ちこぼれ扱いをされている描写がある。
テティア
アトリエに住むキーフリーの弟子。「ありがとう」と言われる事が好きで、将来独り立ちしたらツインテールのとんがり帽子をデザインしたいらしい。
リチェ
アトリエに住むキーフリーの弟子。本名はリチェリット。小さな魔法陣を描くのを得意とし、また自分の描きたくない魔法は描こうとしない。
オルーギオ
アトリエに住むキーフリーの親友。普段はアトリエで魔法器を制作している。大講堂の外で活動する魔法使いを監視する「見張りの眼(まなこ)」でもあり、キーフリーのアトリエの監視を担当する。

魔警騎士団編集

イースヒース
魔警騎士団(通称魔警団)に所属する魔法使い。副団長。キーフリーと知り合いの様子。
ウトウィン
魔警団に所属する魔法使い。
エコー
魔警団に所属する魔法使い。双子の片割れ。
エトラン
魔警団に所属する魔法使い。双子の片割れ。
ガルガ
魔警団に所属する魔法使い。
ルルシィ
魔警団に所属する魔法使い。
ヴィナンナ
魔警騎士団団長。5巻の時点で名前のみの登場。

その他の魔法使い編集

ノルノア 
カルンにある魔材屋「星の剣」の店主。
タータ 
ノルノアの孫。魔材屋を手伝う。目には生まれつきの病である銀彩症を患っている。
ユイニィ
クックロウのアトリエの生徒。第二の試験にリチェとアガットと共に挑んだ。人に見られていると魔法が書けない。
リリフィン
リチェの兄。他のアトリエにいる。リチェにはリリ兄と呼ばれている。

つばあり帽編集

イグイーン
古の帽子をかぶり目玉のような仮面で顔を隠した、禁止魔法を使う魔法使いの一人。昔ココに魔法の絵本を売った魔法使いで、ココの魔墨に双子瓶の魔法をかけた。
ササラン
姿を消して自分が見えないようにした、禁止魔法を使う魔法使いの一人。ただし帽子やマントは見えている。アガットやリチェが受ける第二の試練に現れ、キーフリーとの対決に敗れ姿を暴かれるが、禁止魔法に失敗して獣と融合した人間だった。

書誌情報編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 特装版および限定版はプレミアムKCより発売。

出典編集

  1. ^ “TAGROの新作は江戸に生きる女武芸者の婿取り、白浜鴎もモーツーで新連載”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年7月22日). https://natalie.mu/comic/news/195488 2018年9月21日閲覧。 
  2. ^ “第1位は「とんがり帽子のアトリエ」(白浜鴎/講談社)「全国書店員が選んだおすすめコミック2018」発表!”. サンスポ (産経デジタル). (2018年2月1日). http://www.sanspo.com/geino/news/20180201/prl18020110320075-n1.html 2018年7月16日閲覧。 
  3. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(1)』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  4. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(2)』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  5. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(2)特装版』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  6. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(3)』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  7. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(3)限定版』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  8. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(4)』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  9. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(4)限定版』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2018年9月21日閲覧。
  10. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(5)』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2019年5月23日閲覧。
  11. ^ 『とんがり帽子のアトリエ(5)限定版』(白浜 鴎)”. 講談社コミックプラス. 2019年5月23日閲覧。

外部リンク編集