声優劇場 パプリオーン! みずはらさん

みずはらさんから転送)

声優劇場 パプリオーン! みずはらさん』(せいゆうげきじょう パプリオーン みずはらさん)は、今野隼史による漫画である。監修は水原薫で、水原をモデルにした「みずはらさん」が主人公である。

ジャイブ刊『月刊コミックラッシュ2009年8月号から2011年1月号まで連載[1]。話数カウントは「本番(算用数字)」。単行本CR COMICS DX より全3巻が発売されている。

本稿では作中の表記に従い本作の主人公を「みずはら」、そのモデルである監修者を「水原」と記して区別する。

概要 編集

声優水原薫をモデルにした「みずはらさん」の日常を描く漫画。フィクションではあるが、実話に基づいた部分も多く、「半実録」とされている[2]

毎回2ページ目が水原によるブログエッセイ「ぱぷりおーん! 水原さん」で、単行本にはそれに加えて各回のテーマにちなんだ「水原薫さんの裏話」も収録されている。単行本の©表示は、通常の今野隼史とジャイブのほか、水原の当時の所属事務所メディアフォースのものがある。

タイトルの「パプリオーン!」(英字表記 PAPRION!)は水原が好んで使う挨拶で、水原が好きな「パプリカ」と「カメレオン」の合成語である。ラジオ番組の『水原薫の今夜もパプリオーン』とも共通するが、単行本が告知された程度で、特に連動企画等はない。

登場人物 編集

みずはら(みずはらさん)
モデルは水原薫声優だがアルバイトのほうが多い。ハガキ職人で、ほむらの服を愛用するほむらーである。
ふじた(ふじたさん)
モデルは藤田昌代。みずはらの所属事務所メディアフォースの後輩。
じぇーにゃ(じぇーにゃちゃん)
モデルはジェーニャ。みずはらの所属事務所メディアフォースの後輩でロシア人
くろたに(くろたにさん)
みずはらとアニメ『シュレディンガ・フォークス』で競演する声優。
スオミ(スオミさん)
くろたにと同じ事務所の声優。みずはらをライバル視している。
監督
みずはらの出演作『シュレディンガ・フォークス』の監督。ラジオ収録や外画吹き替えの現場にも登場する。

登場する固有名詞 編集

メディアフォース (MEDIAFORCE)
モデルはメディアフォース(実名)。みずはらの当時の所属事務所。
ほむら(ファッションパラダイスほむら)
モデルはしまむら。みずはらが愛用する服店。ほむらの服の愛用者を「ほむらー」(しまむらなら「シマラー」が普通だが水原は「シマムラー」を自称する)と呼ぶ。
シュレディンガ・フォークス
みずはら(ノノモリ王女役)とくろたに(マコ役)が主演する、ライトノベル原作のテレビアニメインターネットラジオ『シュレディンガ放送局』もみずはらとくろたにで放送中。
有明まんがまつり
モデルはコミックマーケット
カオルちゃん(緑の薫ちゃん)
みずはらの「心友(しんゆう)」の人形。水原の人形[3]がモデル。
タラモ君太郎
みずはらの好物の駄菓子タラモ魚卵料理)味。水原も駄菓子好きだが、元ネタは不明。

単行本 編集

  1. ISBN 978-4-86176-746-3 2010年2月6日
  2. ISBN 978-4-86176-781-4 2010年8月15日
  3. ISBN 978-4-86176-823-1 2011年2月13日

出典 編集

外部リンク 編集