ゆめのか
開発経緯 編集
特徴ある食味や香り、果皮の硬さ、安定した連続出蕾性を合わせ持った促成栽培用品種の育成をめざして開発された[3]。
子房親は九州沖縄農業研究センターが育成した「久留米55号」で、これは玉揃いが良く連続出蕾性がある品種であった[3]。花粉親は「系統531」で果皮が硬い特徴があった。なお、系統531は女峰、ビーストロ(愛知県育成品種[2])、アイストロ(愛知県育成品種[2])を交配してできた系統である[3]。
系統名は「愛知6号」[3]。
名称 編集
「夢のかなうおいしい苺」という願いから「ゆめのか」と名付けられた[4]。
これに併せて、豊橋市では受験生向けに合格祈願苺「ゆめのか」として合格みくじを仕込んだ特別パッケージ製品を2021年に販売した[4]。
特徴 編集
出典 編集
- ^ a b c d e 川城英夫(編)『新野菜つくりの実際 果菜Ⅱ ウリ科・イチゴ・オクラ』(第2版)農山漁村文化協会、2023年、230頁。ISBN 978-4540231056。
- ^ a b c “育成品種”. 愛知県 (2023年9月15日). 2024年1月29日閲覧。
- ^ a b c d 「イチゴ「ゆめのか」の栽培指針」(PDF)『農業の新技術』No.85、愛知県農業総合試験場、2006年、2024年1月29日閲覧。
- ^ a b “豊橋限定!合格祈願苺「ゆめのか」を販売しました”. 豊橋市. 2024年1月30日閲覧。
- ^ a b 「ゆめのか」『果物図鑑ミニ』マイナビ出版〈マイナビ文庫〉、2021年、180頁。ISBN 978-4839977245。