われら女性
『われら女性』(われらじょせい、イタリア語: Siamo Donne)は、1953年(昭和28年)製作・公開、イタリアのオムニバス映画である[1][2]。
われら女性 | |
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Siamo Donne | |
監督 |
アルフレード・グアリーニ ジャンニ・フランチョリーニ ロベルト・ロッセリーニ ルイジ・ザンパ ルキノ・ヴィスコンティ |
脚本 |
チェーザレ・ザヴァッティーニ ルイジ・キアリーニ ジョルジョ・プロスペリ スーゾ・チェッキ・ダミーコ |
原作 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
製作 | アルフレード・グアリーニ |
出演者 |
アリダ・ヴァリ イングリッド・バーグマン イザ・ミランダ アンナ・マニャーニ |
音楽 | アレッサンドロ・チコニーニ |
撮影 |
ドメニコ・スカラ エンツォ・セラフィン オテロ・マルテリ ガボール・ポガニー |
製作会社 | ティタヌス |
配給 |
ティタヌス イタリフィルム / 松竹洋画部 |
公開 |
1953年10月22日 1954年7月24日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
略歴・概要
編集アルフレード・グアリーニが企画し、チェーザレ・ザヴァッティーニが全挿話の原作・脚本を執筆し、それぞれの挿話の脚本をルイジ・キアリーニ、オテッロ・マルテッリ、ジョルジョ・プロスペリ、スーゾ・チェッキ・ダミーコが共同執筆した[1][2]。製作もとのティタヌスが配給し、イタリア国内では同年10月22日に公開された[1]。
日本では、1954年(昭和29年)にイタリフィルムが輸入し、同年7月24日、松竹洋画部とともに共同配給して公開された[2]。日本でのビデオグラムは、2004年(平成16年)9月18日、紀伊國屋書店がDVDを発売している[3]。1964年9月17日にはフジテレビの『テレビ名画座』でテレビ放送が行われた。
構成
編集全挿話の原作・脚本チェーザレ・ザヴァッティーニ。
- 第一話 - 4 attrici, 1 speranza : 監督・共同脚本アルフレード・グアリーニ、撮影ドメニコ・スカラ、主演エンマ・ダニエーリ / アンナ・アメンドラ
- 第二話 - Alida Valli : 監督ジャンニ・フランチョリーニ、共同脚本ルイジ・キアリーニ、撮影エンツォ・セラフィン、主演アリダ・ヴァリ
- 第三話 - Ingrid Bergman : 監督・共同脚本ロベルト・ロッセリーニ、共同脚本ルイジ・キアリーニ、撮影オテッロ・マルテッリ、主演イングリッド・バーグマン
- 第四話 - Isa Miranda : 監督・共同脚本ルイジ・ザンパ、共同脚本ジョルジョ・プロスペリ / ルイジ・キアリーニ、撮影ドメニコ・スカラ、主演イザ・ミランダ
- 第五話 - Anna Magnani : 監督ルキノ・ヴィスコンティ、共同脚本スーゾ・チェッキ・ダミーコ、撮影ガボール・ポガニー、主演アンナ・マニャーニ
スタッフ
編集- プロデューサー : アルフレード・グアリーニ(Alfredo Guarini)
- 監督 : アルフレード・グアリーニ、ジャンニ・フランチョリーニ(Gianni Franciolini)、ロベルト・ロッセリーニ、ルイジ・ザンパ、ルキノ・ヴィスコンティ
- 脚本・原作 : チェーザレ・ザヴァッティーニ
- 共同脚本 : アルフレード・グアリーニ(1)、ルイジ・キアリーニ(2-4, Luigi Chiarini)、ジョルジョ・プロスペリ(4, Giorgio Prosperi)、スーゾ・チェッキ・ダミーコ(5)
- 撮影 : ドメニコ・スカラ(1&4, Domenico Scala[4])、エンツォ・セラフィン(2, Enzo Serafin)、オテロ・マルテリ(3, Otello Martelli)、ガボール・ポガニー(5, Gábor Pogány[5])
- 編集 : マリオ・セランドレイ(1&5, Mario Serandrei)、アドリアーナ・ノヴェッリ(2, Adriana Novelli[6])、イオランダ・ベンヴェヌーティ(3, Jolanda Benvenuti[7])、エラルド・ダ・ローマ(4, Eraldo Da Roma[8])
- 音楽 : アレッサンドロ・チコニーニ(Alessandro Cicognini)
- 助監督 : ニコロ・フェラーリ(1&3, Nicolò Ferrari)、(2, Marcello Caracciolo Di Laurino)、ナンニ・ロイ(4)、フランチェスコ・マゼッリ(5, Francesco Maselli)
キャスト
編集すべて本人役での出演である[1]。クレジット順に列挙する。
- イングリッド・バーグマン - 第三話(吹替:初井言栄)
- アンナ・マニャーニ - 第五話
- イザ・ミランダ - 第四話(吹替:中曽根公子)
- アリダ・ヴァリ - 第二話(吹替:山岡久乃)
- アンナ・アメンドラ(Anna Amendola[9]) - 第一話
- エンマ・ダニエーリ(Emma Danieli[10]) - 第一話
- クリスティナ・ドリア(Cristina Doria[11]) - 第一話
- クリスティナ・ファントン(クリスティナ・ファントーニ、Cristina Fantoni) - 第一話
- マドレーヌ・フィッシャー(Madeleine Fischer[12]) - 第一話
- マリア・クリスティナ・グラド(クリスティナ・グラド、Cristina Grado[13]) - 第一話
- マリア・グラツィア・ジャコメッリ(Maria Grazia Jacomelli[14]) - 第一話
- ドナテッラ・マロス(Donatella Marrosu[15]) - 第一話
- ジーナ・メルッチ(Gina Mellucci[16]) - 第一話
- マーラ・トディスコ(Mara Todisco[17]) - 第一話
出典
編集- ^ a b c d Siamo Donne, Internet Movie Database , 2010年8月10日閲覧。
- ^ a b c われら女性、キネマ旬報映画データベース、2010年8月10日閲覧。
- ^ われら女性、allcinema ONLINE, 2010年8月10日閲覧。
- ^ Domenico Scala - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Gábor Pogány - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Adriana Novelli - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Jolanda Benvenuti - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Eraldo Da Roma - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Anna Amendola - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Emma Danieli - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Cristina Doria - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Madeleine Fischer - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Cristina Grado - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Maria Grazia Jacomelli - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Donatella Marrosu - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Gina Mellucci - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
- ^ Mara Todisco - IMDb , 2010年8月10日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- われら女性 - ウェイバックマシン(2012年1月8日アーカイブ分) - movie-fan.jp
- われら女性 - allcinema
- われら女性 - KINENOTE
- Siamo Donne - オールムービー
- Siamo Donne - IMDb