アキタランド・ゴシック

アキタランド・ゴシック』は、器械による日本4コマ漫画作品。『まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて、2011年3月号から2013年4月号にかけて連載された。

アキタランド・ゴシック
ジャンル 4コマ漫画
漫画
作者 器械
出版社 芳文社
掲載誌 まんがタイムきららMAX
レーベル まんがタイムKRコミックス
発表号 2011年3月号 - 2013年4月号
巻数 全2巻
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概要 編集

舞台は「北国のとある県」[1]。妖怪や精霊、宇宙人といった超自然的な事象と、現代の科学技術が共存する不思議な世界観を持つ地域である。その住民の一人であるツノの生えた少女・アキタを中心に、彼女の周りで日々巻き起こる出来事を描く、ゴシック・ホラーの要素を含んだコメディ作品。

登場人物 編集

アキタ
ツノの生えた少女。「- なのだわ」が口ぐせ。
年齢の割に理屈っぽく、転んでもただでは起きない性格。DIY精神の持ち主であり、何でも自分で実行してみないと気が済まない。
趣味は海外産のFPSゲーム。家庭用ゲーム機版ではなくオリジナルのPC版を遊ぶというこだわりを持つ。その他にもゾンビ映画制作、ブロック玩具、自作グミ、UFO撮影、廃墟めぐりなど、B級サブカルチャー全般に興味を示す傾向がある。
アサヒ
アキタの友人。趣味は模型作り。
アキタに対して友情以上の感情を抱いており、ときに狂気的な言動に出ることもある。
コマチ
アキタの友人。かつては都会に住んでいたらしく、この地方の生活にあまり慣れていない。
アキタ・アサヒに比べてやや冷めた性格であり、2人に対するツッコミ役を務める。
アキタの姉
本名は不明。アキタと同様にツノが生えている。アキタより身長は低い。
ガールスカウトに所属しており、武器の扱いなどの経験もあるが、実戦能力は乏しい。やや空気の読めない性格。
ゾンビさん
通りすがりのゾンビ。ごく普通に生活している。見かけに反して意外とフレンドリーな性格。
清水さん
アキタの学校の映像制作部の部長。ホラー映画を制作している。常に一つ目のマスクを被っている。

単行本 編集

脚注 編集

  1. ^ 単行本1巻の紹介文より。なお、タイトルや掲載誌上で用いられている意匠は現実の秋田県に共通しているが、単行本1巻の奥付では「実在する県、民間伝承、生活様式との直接的関係」はないことが注記されている。