アブドゥルカデル・カミル・モハメッド
ジブチ第6代首相
アブドゥルカデル・カミル・モハメッド[1](アラビア語: عبد القادر كميل محمد、1952年7月1日 - )は、ジブチの政治家、同国第6代首相。進歩人民連合所属。2005年から2011年まで農業大臣、2011年から2013年まで国防大臣を務めた。
アブドゥルカデル・カミル・モハメッド عبد القادر كميل محمد | |
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(2019年撮影) | |
生年月日 | 1952年7月1日(72歳) |
出生地 | フランス領ソマリ(現 ジブチ)、オボック州スアリ |
出身校 | リモージュ大学 |
所属政党 | 進歩人民連合 |
第6代 ジブチ共和国首相 | |
在任期間 | 2013年4月1日 - |
大統領 | イスマイル・オマル・ゲレ |
経歴
編集モハメッドは1952年に現在のジブチのオボック州北部に位置するスアリで生まれた。モハメッドはフランスのリモージュ大学で学び、水管理と環境を専門とする技術科学の学位を取得した[2]。モハメドはジブチ水道局(ONED)職員となり、1977年から1979年まで暫定局長、1983年から2005年まで局長として務めていた。1981年、モハメッドは進歩人民連合(RPP)に参加した。モハメッドは徐々に政治協会の地位を上げ、最終的に2012年9月にRPP副党首に選出される。モハメッドは2012年11月に大統領多数派(UMP)の連邦議長に任命された。
2005年5月から2011年5月まで農業大臣を、2011年5月から2013年まで国防大臣を務めた。モハメッドは2013年総選挙の勝利後、2013年2月22日に国民議会副議長となる。
長年の首相であったディレイタ・モハメド・ディレイタに代わり、モハメッドは同年4月1日に後任の首相へ就任した。
2019年の即位礼正殿の儀にはジブチ代表として参列するために訪日[3]。訪日時に河野太郎防衛大臣や木原稔内閣総理大臣補佐官と自衛隊のジブチ派遣に関する会談を行った[4][5]。
脚注
編集- ^ ジブチ基礎情報 外務省公式サイト 2024年6月16日閲覧
- ^ “M. Abdoulkader Kamil Mohamed, grand commis de l’Etat et nouveau Premier ministre djiboutien”. Adjib. 2014年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月16日閲覧。
- ^ “即位礼正殿の儀参列者(外国元首・祝賀使節等及び駐日外国大使等)”. 外務省公式サイト. 2024年6月17日閲覧。
- ^ “河野防衛相がジブチ首相と会談 自衛隊派遣で意見交換”. 産経新聞デジタル版. 2024年6月17日閲覧。
- ^ “木原稔内閣総理大臣補佐官とアブドゥルカデル・ジブチ首相との会談”. 外務省公式サイト. 2024年6月17日閲覧。
公職 | ||
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先代 ディレイタ・モハメド・ディレイタ |
ジブチ共和国首相 第6代:2013 - |
現職 |