アルトキルシュフランス語:Altkirch)は、フランスグラン・テスト地域圏オー=ラン県コミューン

Altkirch

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) グラン・テスト地域圏
(département) オー=ラン県
(arrondissement) アルトキルシュ郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 68004
郵便番号 68130
市長任期 ジャン=リュック・ライツェル
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes d'Altkirch
人口動態
人口 5,575[1]
2006年
人口密度 人/km2
住民の呼称 Altkirchois, Altkirchoises
地理
座標 北緯47度37分26秒 東経7度14分25秒 / 北緯47.6238888889度 東経7.24027777778度 / 47.6238888889; 7.24027777778座標: 北緯47度37分26秒 東経7度14分25秒 / 北緯47.6238888889度 東経7.24027777778度 / 47.6238888889; 7.24027777778
標高 平均:m
最低:274 m
最高:392 m
面積 9.54km2 (954ha)
Altkirchの位置(フランス内)
Altkirch
Altkirch
公式サイト www.mairie-altkirch.com
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由来 編集

altとは『高い』を意味するラテン語のaltus、キルシュとはドイツ語で教会を意味するdie Kircheに由来する。

地理 編集

歴史的な地域区分であるスンドゴー地方(fr、アルザス南部からテリトワール・ド・ベルフォール南東部までを含む一帯の総称)の首都とみなされている。

アルザス南部のアルトキルシュは、スイスドイツブルゴーニュに近い。自治体はイル川で二分されている。アルザス・ジュラ山地ふもとの丘伝いにある肥沃な土地、そして森林に囲まれている。

ミュルーズへは約20km、タンセルネーへは約25kmの距離である。ベルフォール=ミュルーズ区間を走る鉄道路線が、アルトキルシュにあるイル川谷へ到達する。

歴史 編集

アルトキルシュは11世紀につくられた。1324年、婚姻によって町はハプスブルク家領となった。1648年のヴェストファーレン条約によってフランス領となり、1871年から1919年まではドイツ帝国領となったがその後フランスに復帰した。1659年、ルイ14世は贈り物としてアルトキルシュをマザランへ与えている。マザランが得たアルトキルシュ男爵の称号は、現在子孫であるモナコ大公アルベール2世が保有している。

ハプスブルク家の守護聖人とみなされていた聖モランドゥス(de、フランス語名聖モラン)の埋葬地であるアルトキルシュは、巡礼の地でもある。

経済 編集

スイスのセメント会社、ホルシムの工場がある。

出身者 編集

姉妹都市 編集

脚注 編集

  1. ^ Recensement de 2006 des communes du Haut-Rhin