アレクサンダー・ルンプフ

アレクサンダー・ルンプフ(Alexander Rumpf, 1928年4月8日 - 1980年12月1日)は、ドイツ出身の指揮者

カールスルーエの生まれ。オットー・マツェラートに指揮法を学び、ヘルベルト・フォン・カラヤンの弟子でもあった[1]。1953年から地元の歌劇場の指揮者となり、プフォルツハイムデュッセルドルフベルリンなどドイツの主要都市の歌劇場で指揮を執った。1964年からNHK交響楽団の常任指揮者を務めたが、翌年に辞任して本国に戻っている。NHK交響楽団は、ルンプフの辞任後、1996年にシャルル・デュトワが就任するまで、常任指揮者の座を空席とした。

レムシャイトにて没[2]

  1. ^ 奥田佳道「N響の基礎を創った指揮者たち」『ワーグナー&シュトラウス管弦楽曲集』キングレコード<KICC 3037>、2001年、解説。
  2. ^ "Meyers grosses Universal-Lexikon Jahrbuch 1981", Bibliographisches Institut, 1981, p.303