アーネムランド (Arnhem Land) は、オーストラリアノーザンテリトリー北部の地域名。アーネムランド半島とも呼ぶ。西洋人にとっては1623年にオランダ船アーネムが発見したことから名付けられた。

アーネムランド
ノーザンテリトリー
アーネムランド
人口16,230(2007) [1]
 • 人口密度0.1673/km2 (0.4334/sq mi)
面積97,000 km2 (37,451.9 sq mi)
特別地域選挙区アラフラヌランベイアーネム
代議院選出地区Lingiari

ダーウィンの町からカーペンタリア湾にかけての地域を指すが、行政的にアボリジニの居住区でもあるアーネムランド地方を指す場合はカカドゥ国立公園より東となる。北東部にはアーネム岬があり、その近隣のゴーブではボーキサイトが産出される。気候熱帯サバナ気候であり、雨季乾季がある。乾季の気温は摂氏15度と過ごしやすいが、雨季には33度まで気温が上昇する。

歴史 編集

アーネムランドは何万年もの間、先住民が住んでおり、古いことで知られる石の斧があり、これは学者に35,500年前のものと信じられている[2]ゴヴェ半島英語版は、第二次世界大戦中にオーストラリアを守る重要な場所となっていた。

出典 編集

外部リンク 編集