イエロー・パロット: Yellow Parrot: Yellow Parrot Cocktail[1])はアブサンシャルトリューズ(ジョーヌ)、アプリコット・ブランデーを使用したカクテル。

概要 編集

カクテル名は「黄色いオウム」の意[2][3]。カクテルの液色が黄色であることと、アルコール度数が高いため「飲むとオウムのように饒舌になる」ということから命名された[2]

1935年ニューヨーク市マンハッタンにあったナイトクラブストーク・クラブ英語版」のAlbert Colemanによって考案されたと言われることが多い[4][5]が、1922年刊行の『Cocktails: How to Mix Them』(Robert Vermeire著)や1930年刊行の『サヴォイ・カクテル・ブック』にはイエロー・パロットの記載がある[5]

レシピの例 編集

サヴォイ・カクテル・ブック』記載のレシピを以下に挙げる[1]

材料
作り方
  1. 材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。

出典 編集

  1. ^ a b Harry Craddock (2018) (英語). Savoy Cocktail Book. Courier Dover Publications. p. 179. ISBN 978-0486828411 
  2. ^ a b THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、183頁。ISBN 978-4058003206 
  3. ^ 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、210頁。ISBN 978-4072743935 
  4. ^ “YELLOW PARROT” (英語). The Stork Club Cookbook and Bar Book: Throw A Stork Club Party. ニューヨーク州立大学出版. (2022). ISBN 978-1438490953 
  5. ^ a b Yellow Parrot”. Difford's Guide. 2022年12月23日閲覧。