犬インフルエンザ(: canine influenza)はイヌ科動物におけるインフルエンザイヌインフルエンザとも表記される。

A型インフルエンザウイルス
分類
: 第V群(ss-RNA)
: オルソミクソウイルス科
: A型インフルエンザウイルス属

概要 編集

犬インフルエンザは馬インフルエンザの原因となるH3N8亜型のようなA型インフルエンザウイルスのいくつかの亜型を原因とし、2004年に報告された。イヌはこのウイルスにこれまで曝露したことがないために自然免疫を持たない。それゆえ、個体間に急激に伝播する。犬インフルエンザはいくつかの地域のイヌの集団にエンデミックを引き起こす可能性がある。犬インフルエンザの罹患率は高いが、致死率は低い[1]

脚注 編集

  1. ^ Media Briefing on Canine Influenza”. CDC (2005年9月26日). 2007年4月21日閲覧。