イポリット=カミーユ・デルピー
イポリット=カミーユ・デルピー(Hippolyte Camille Delpy、1842年4月16日[1] - 1910年6月5日)はフランスの画家である。バルビゾン派の画家、シャルル=フランソワ・ドービニーの弟子となり、ともに風景画を描いた。
イポリット=カミーユ・デルピー Hippolyte Camille Delpy | |
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自画像 | |
生誕 |
1842年4月16日 フランス,ジョワニー |
死没 |
1910年6月5日 フランス,パリ |
略歴
編集フランス中央部のヨンヌ県のジョワニーの比較的裕福な家に生まれた。少年時代の1855年頃に、ドービニーと出会い、絵画に興味を持った。1858年に私的な弟子となった。ドービニーがアトリエ代わりに使ったボート、「ボタン号」に、ドービニーはデルピーと、デルビーに年の近い息子のカールを同乗させて、戸外の写生を行った。カールも後に画家となった。ドービニーを通じて、ジャン=バティスト・カミーユ・コローと知り合い、コローの指導も受けた。1869年にサロン・ド・パリに最初の風景画を出展した。
1870年代は、コローが好んで訪れて風景画を描いたヴィル=ダヴレーや、ドービニーの住んだオーヴェル=シュル=オワーズで仕事をした[2]。オーヴェル=シュル=オワーズを訪れたポール・セザンヌ、カミーユ・ピサロと友人となった。1873年から、1875年にサロンに出展した作品は好評で、1876年には個人の展示会を開いて成功し、多くの作品が売れることになった。その年フォンテンブローの森に近いボワ=ル=ロワに居を構えた。
1880年代にはいって、独自の画風を示すようになり、1884年のサロンでメダルを受賞した。1889年のパリ万国博覧会にも出展した。
作品
編集脚注
編集参考文献
編集- 日本語記事 【1842-イポリット=カミーユ・デルピー(1842~1910)】HIPPOLYTE-CAMILLE DELPY 「バルビゾンの風」