ウィリアム・キプサング
ウィリアム・キプサング（William Kipsang、1977年6月26日 - ）はケニアの陸上競技選手、専門はマラソンを主とする長距離走。
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|---|---|---|---|---|
 2008年ロッテルダムマラソンにて | ||||
| 選手情報 | ||||
| フルネーム | William Kipsang | |||
| 国籍 |
 ケニア | |||
| 種目 | 長距離走 | |||
| 生年月日 | 1977年4月26日（47歳） | |||
| 生誕地 |
ケニア | |||
| 自己ベスト |
ハーフマラソン : 1時間00分25秒（2007年） マラソン : 2時間05分49秒（2008年） | |||
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キプサングは2003年のアムステルダムマラソンで優勝したほか各大会に出場を重ね、2006年のニューヨークシティマラソンで7位に入っている[1]。ロッテルダムマラソンにはこれまでに2度出場しており、2007年大会は高温による厳しい状況下の競技を強いられたものの3位に入った。翌2008年大会ではリチャード・リモ、チャールズ・カマシらと先頭集団を形成してレースを進めたが、33kmすぎに集団を抜け出して優勝、大会記録および自己記録を更新する2時間05分49秒を記録した[2][3][4]。
キプサングは2008年から2年間マラソン大会に出場しなかったが、2010年のソウル国際マラソンに出場して復帰、33位となっている[5]
主な戦績
編集15km
編集- 2002年 モントファーランドラン - 優勝 44分33秒
10マイル
編集- 2005年 Dam tot Damloop - 優勝 46分04秒
ハーフマラソン
編集- 2004年 エグモンドハーフマラソン - 優勝 1時間04分50秒
マラソン
編集- 2003年 パリマラソン - 12位 2時間12分34秒
- 2003年 アムステルダムマラソン - 優勝 2時間06分39秒
- 2004年 ソウル国際マラソン - 2位 2時間07分43秒
- 2004年 アムステルダムマラソン - 2位 2時間08分40秒
- 2005年 ソウル国際マラソン - 優勝 2時間08分53秒
- 2005年 シカゴマラソン - 7位 2時間09分49秒
- 2006年 ソウル国際マラソン - 8位 2時間13分30秒
- 2006年 ニューヨークシティマラソン - 7位 2時間11分54秒
- 2007年 ロッテルダムマラソン - 3位 2時間11分03秒
- 2007年 ニューヨークシティマラソン - 10位 2時間15分32秒
- 2008年 ロッテルダムマラソン - 優勝 2時間05分49秒
- 2010年 シカゴマラソン - 7位 2時間16分41秒
記録
編集| 種目 | 記録 | 日付 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 10km | 28分11秒 | 2007年3月17日 | ハーグ |
| 15km | 42分34秒 | 2007年3月17日 | ハーグ |
| 20km | 57分07秒 | 2007年3月17日 | ハーグ |
| ハーフマラソン | 1時間00分25秒 | 2007年3月17日 | ハーグ |
| 25km | 1時間14分22秒 | 2005年3月13日 | ソウル |
| 30km | 1時間29分31秒 | 2005年3月13日 | ソウル |
| マラソン | 2時間05分49秒 | 2008年4月13日 | フランクフルト |
| 10km・15km・20kmは途中計時 | |||
脚注
編集- ^ Report 2003 - Amsterdam Marathon in the Netherlands (Holland) - Time-to-Run - Marathon section
- ^ Kipsang sets 2:05:49 course record in Rotterdam IAAF (2008-04-13). 2011年3月9日閲覧
- ^ キプサングが初優勝 ロッテルダム・マラソン 共同通信社 (2008-04-13). 2011年3月9日閲覧
- ^ 望月次朗. ウィリアム・キプサング大会新記録で優勝、ケニア五輪リザーブ選手 SHOT. 2011年3月9日閲覧
- ^ Jalava, Mirko (2010-03-21). Surprise in Seoul – Teimet clocks 2:06:49 – Seoul International Marathon. IAAF. 2011年3月9日閲覧
外部リンク
編集- ウィリアム・キプサング - ワールドアスレティックスのプロフィール（英語）