ウィリアム・プルーマー
ウィリアム・チャールズ・フランクリン・プルーマー(William Charles Franklyn Plomer、1903年12月10日 - 1973年9月21日)は、イギリスの小説家、詩人である[1][2]。
経歴・人物 編集
トランスヴァール植民地のピーターズバーグ(現在の南アフリカ共和国リンポポ州ポロクワネ)に生まれる[1][2]。ラグビースクール卒業後[1]、1926年(大正15年)に17歳で来日し[1][2]、東京外国語学校(現在の東京外国語大学)に雇われた[1][2]。後に同学校で英語の教鞭を執り[1]、その後は旧制東京高等学校(現在の東京大学)に転勤する[1]。
滞日中は日本の文化を題材にした著書を執筆した事に名を馳せた[2]。1929年(昭和4年)に任期満了により帰国後は[1]、ギリシャ等ヨーロッパの国々を放浪した[3]。
著書・作品 編集
小説・短編集 編集
- 『佐渡』(1931年)
- 『紙の家』(1929年)
自伝 編集
- 『二重生活』(1943年)
詩集 編集
オペラ台本 編集
- 『カーリュー・リヴァー』- ベンジャミン・ブリテン作曲、能楽の演目『隅田川』を元に作られている[2][3]。