ウィリアム・ボークラーク (1698-1733)

ウィリアム・ボークラーク卿英語: Lord William Beauclerk1698年5月22日1733年2月23日)は、グレートブリテン王国の軍人、政治家。初代セント・オールバンズ公爵チャールズ・ボークラークの次男[1]

生涯 編集

初代セント・オールバンズ公爵チャールズ・ボークラーク(1670年 – 1726年)とダイアナ・ド・ヴィアー英語版(1742年没、第20代オックスフォード伯爵オーブリー・ド・ヴィアー英語版の娘)の息子として、1698年5月22日に生まれた[1]。1707年よりイートン・カレッジで教育を受けた[2]

1716年に中尉として第2歩兵連隊に入隊、1721年に乗馬衛兵隊の大尉に昇進した[2]

1722年12月13日、シャーロット・ウェルデン(Charlotte Werden、1770年7月3日没、第2代準男爵サー・ジョン・ウェルデンの娘)と結婚、2男2女をもうけた[1]

1722年イギリス総選挙チチェスター選挙区英語版に出馬したマーチ伯爵チャールズ・レノックスを応援して選挙活動を行った後、1724年1月に同選挙区で行われた補欠選挙に当選してレノックスの後任となった[2]。議会では常に与党を支持し、1728年にはキャロライン王妃の副宮内長官(Vice-Chamberlain of the Household)に任命された[2]

1733年2月23日に死去した[1]

出典 編集

  1. ^ a b c d "St Albans, Duke of (E, 1683/4)". Cracroft's Peerage (英語). 2 April 2010. 2020年5月21日閲覧
  2. ^ a b c d Lea, R. S. (1970). "BEAUCLERK, Lord William (1698-1733).". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年5月21日閲覧
グレートブリテン議会英語版
先代
マーチ伯爵
サー・トマス・ミラー準男爵英語版
庶民院議員(チチェスター選挙区英語版選出)
1724年 – 1733年
同職:サー・トマス・ミラー準男爵英語版 1724年 – 1727年
チャールズ・ラムリー英語版 1727年 – 1728年
ジェームズ・ラムリー英語版 1728年 – 1733年
次代
サー・トマス・プレンダーガスト準男爵英語版
ジェームズ・ラムリー英語版
宮廷職
先代
トマス・スミス
キャロライン王妃の副宮内長官
1728年 – 1733年
次代
ウィリアム・ハミルトン卿