ウィリー・ウィリアムス (音楽家)
ウィリー・ウィリアムス(Willi Williams、あるいはWillie Williams)は、ジャマイカのレゲエおよびダブの音楽家、プロデューサー。ウィリー・ウィリアムスは、彼の初のヒット曲『Armagideon Time』[1]から、「アルマギデオン・マン」[2]の別名でも知られる。この曲はザ・クラッシュによるシングル「ロンドン・コーリング」のB面でもカバーされている。
ウィリー・ウィリアムス | |
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基本情報 | |
出身地 | ジャマイカ セント・アン教区 |
ジャンル |
レゲエ ルーツロックレゲエ |
職業 |
シンガー ソングライター プロデューサー |
活動期間 | 1960年代 - |
レーベル |
スタジオ・ワン ソウル・サウンズ ハートビート ブラック・スター ジャー・シャカ・ミュージック ドラム・ストリート |
公式サイト | www.williwilliams.com |
キャリア
編集ジャマイカのセント・アン教区で生まれる。トレンチタウンの総合高校に通っていたとき、クラスメイトにローウェル・チャールズ・ダンバー(後のスライ・ダンバー)がいた。初めてのレコーディングは1960年代中盤にウィリアムスがまだ14歳の頃にスタジオ・ワンで行われた[3]。しかし、この時はヒットするには至らなかった[3]。
1969年には、レコードレーベル『ソウル・サウンズ』(Soul Sounds)を立ち上げ、デルロイ・ウィルソンのレコーディングを行うなどした。1974年にはカナダに移住し、オンタリオ州トロントとキングストンの両方で過ごした。
1980年にコクソン・ドッドはウィリアムスを再びスタジオ・ワンに呼び戻す。ウィリアムスはコクソン・ドッドプロデュースの元、キーボーディストのジャッキー・ミットゥたちと共に古いリディム[4]を使用した『Armagideon Time』を制作し、表題曲で有名になる[3]。この歌は後にザ・クラッシュにもカバーされ、映画『Ghost Dog: The Way of the Samurai』や、ゲームソフト『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』でも使用されている。
同時期にアルバム『Messenger Man』をリリースし、その後も自分のレーベルやジャー・シャカのレーベルからレコードを出す。2003年には自身のレーベル「Drum Street」から、『From Studio One to Drum Street』をリリースしている。
2007年現在もウィリアムスはトロントのアーティストVisionaryとアルバムを制作するなど、活動を続けている。
脚注
編集参考文献
編集- "From Studio One To Drum Street: The Soul Sounds of Willi Williams", by Carter Van Pelt, 2003, Columbia University.