ウォリアーズ・オヴ・アイス

ウォリアーズ・オヴ・アイス』(Warriors of Ice)は、カナダヘヴィメタルバンドヴォイヴォド2009年に録音、2011年に発表したライブ・アルバム

『ウォリアーズ・オヴ・アイス』
ヴォイヴォドライブ・アルバム
リリース
録音 2009年12月12日 ケベック州モントリオール クラブ・ソーダ
ジャンル ヘヴィメタルスラッシュメタルプログレッシブ・メタル
時間
レーベル カナダの旗Indica Records
アメリカ合衆国の旗Sonic Unyon Metal
日本の旗アヴァロン・レーベル
プロデュース ヴォイヴォド、グレン・ロビンソン
専門評論家によるレビュー
ヴォイヴォド アルバム 年表
インフィニ
(2009年)
ウォリアーズ・オヴ・アイス
(2011年)
ターゲット・アース
(2013年)
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背景

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2代目ギタリストのチューウィー(ダニエル・モングレイン)加入後としては、映像作品『Tatsumaki: Voivod in Japan 2008』(発売は2009年)に続く作品で、同作のリリースを記念して行われた2009年12月12日モントリオール公演の模様が収録された[1]。当時の最新作『インフィニ』からの2曲も含まれているが、収録曲の大部分は、1984年から1991年にかけてリリースされたキャリア初期のアルバムからの選曲である[1][2]。「アストロノミー・ドミネ」はピンク・フロイドがアルバム『夜明けの口笛吹き』(1967年)で発表した曲のカヴァーで、ヴォイヴォドのヴァージョンはアルバム『ナッシングフェイス』(1989年)に収録。

カナダやアメリカでは2011年6月に発売され、日本盤(MICP-11136)は約2年半後の2014年1月22日にアヴァロン・レーベルから発売された。

評価

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Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「バンドのレコーディングの歴史だけでなく、彼らがなおも独創的で高エネルギーのプログレッシブ・メタルに身を捧げていることも示している」「長年のファンにとっては是非ともカタログに加えるべきセットで、モングレインは(デニス・)ダムールの後任にふさわしい唯一の人物だということを証明している」と評している[2]。また、スプートニクミュージック英語版のスタッフのトレイ・スペンサーは5点満点中4.5点を付け「15曲を通じて、バンドは1980年代初期と同様に向こう見ずな奔放さで奇妙なスラッシュ・チューンを誠実に再構築する一方、後年のアルバムのテクニカルな面も巧みに再現している」と評している[3]

収録曲

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特記なき楽曲はヴォイヴォド作。

  1. ヴォイヴォド "Voivod" – 4:36
  2. アンノウン・ノーズ "The Unknown Knows" – 4:41
  3. ザ・プラウ "The Prow" – 3:46
  4. リッピング・ヘッドエイクス "Ripping Headaches" – 3:33
  5. レヴォナス・メディシン "Ravenous Medicine" – 4:33
  6. トライバル・コンヴィクションズ "Tribal Convictions" – 5:29
  7. オーヴァーリアクション "Overreaction" – 5:25
  8. パノラマ "Panorama" – 3:10
  9. グローバル・ウォーニング "Global Warning" – 4:17
  10. トレジャー・チェイス "Treasure Chase" – 3:33
  11. トルネード "Tornado" – 6:56
  12. ナッシングフェイス "Nothingface" – 4:26
  13. ブレイン・スキャン "Brain Scan" – 5:13
  14. ニュークリア・ウォー "Nuclear War" – 5:17
  15. アストロノミー・ドミネ "Astronomy Domine" (Syd Barrett) – 6:49

参加ミュージシャン

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  • スネイク(デニス・ベランジェ) - ボーカル
  • チューウィー(ダニエル・モングレイン) - ギター
  • ブラッキー(ジャン・イヴ・テリオー)- ベース
  • アウェイ(ミシェル・ランジュヴァン) - ドラムス

脚注

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