オリバー・アイケルベルク

オリバー・アイケルベルク(Oliver Eickelberg, 1968年5月3日-)はドイツ人医師、医学研究者。ドルトムント出身。

ミュンヘンの州立大学ルートヴィヒ・マクシミリアン大学教授、ドイツ研究センターヘルムホルツ協会のミュンヘン支部、ヘルムホルツセンター ミュンヘン (Helmholtz Zentrum München GmbH)の研究室所長、兼呼吸器学専門の橋渡し研究研究所であるComprehensive Pneumology Center(CPC)の基礎研究所長、ドイツ肺疾患研究センター(DZL)役員[1]特発性肺線維症慢性閉塞性肺疾患の研究を専門としている[2]

経歴

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リューベック大学、ウィーン大学バーゼル大学の医学部で学び、バーゼル大学にて医学博士号(MD)を取得。その後アレクサンダー·フォン·フンボルト財団より助成金を得、イェール大学医学大学院に4年間ポストドク研究員として腎臓学呼吸器学の研究に携わる。

イェール大学医学大学院修了後の2002年ギーセン大学にて助教授のポストを得てドイツに帰国。そこで国際大学院プログラム、分子生物学および呼吸器生物学(MBML)を設立。2008年よりミュンヘンにて現職。

世界五大医学雑誌の一つであるランセットは2012年に、アイケルベルクを呼吸器学会のライジングスターと紹介した[3]

2014年、欧州で最大の学術学会である欧州呼吸器学会ERS(European Respiratory Society)のチェアを務めた[4]。他にも主な欧州における学会で数多くの公演をしており、欧州を代表する呼吸器学研究者。

受賞

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参考文献

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