カオチュムトーン駅

タイの鉄道駅

カオチュムトーン駅(カオチュムトーンえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางเขาชุมทอง)は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県ロンピブーン郡にある、タイ国有鉄道南本線である。

カオチュムトーン駅
ชุมทางเขาชุมทอง
Khao Chum Thong Junction
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ナコーンシータンマラート県
ロンピブーン郡
北緯8度8分52秒 東経99度52分55秒 / 北緯8.14778度 東経99.88194度 / 8.14778; 99.88194
駅番号 4300
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 二等駅
電報略号 ชท.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1914年10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 南本線
キロ程 781.01 km(旧トンブリー駅起点)
ロンピブーン (4.68 km)
(8.37 km) クアンノンクワー
所属路線 ナコーンシータンマラート支線
キロ程 0 km(カオチュムトーン駅起点)
(5.14 km) バーンコイセーン
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概要 編集

カオチュムトーン駅は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県の人口8万4千人が暮らすロンピブーン郡にある。当駅は、タイ国鉄南本線とその支線であるナコーンシータンマラート支線の分岐駅である。二等駅であるが一部の急行列車が停車する。(特急は停車しない。)

1日に14本(7往復)の列車が発着しその内訳は、寝台急行1往復、寝台快速2往復、普通4往復である。当駅に到着するバンコク発の列車は全てクルンテープ駅(フワランポーン駅)発であり、その乗車距離は797.06kmであり、急行列車利用で13時間45程度である。

歴史 編集

南本線が順調に延伸を続けている、1914年10月1日に開業した[1]。同日ナコーンシータンマラート線も開業している為、開業時から分岐駅であった。これより約2年後の1916年9月1日バンコクより南本線を経由して当駅まで接続された[2]

駅構造 編集

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

脚注 編集

  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.29
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31

参考文献 編集

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目 編集