カトリ・クルムニ(Katri Kulmuni, 1987年9月4日 - )は、フィンランド政治家フィンランド副首相、財務大臣、経済大臣などを歴任。フィンランド中央党の前党首。

カトリ・クルムニ
Katri Kulmuni
2019年7月
生年月日 (1987-09-04) 1987年9月4日(36歳)
出生地 フィンランドラッピ県トルニオ
出身校 ラップランド大学
所属政党 フィンランドの旗フィンランド中央党
配偶者 ユルキ・ペイサ

フィンランドの旗 副首相
内閣 リンネ内閣
マリン内閣
在任期間 2019年9月12日 - 2020年6月9日

フィンランドの旗 財務大臣
内閣 マリン内閣
在任期間 2019年12月10日 - 2020年6月9日

フィンランドの旗 経済大臣
内閣 リンネ内閣
在任期間 2019年6月6日 - 2019年12月10日

選挙区 ラッピ県選挙区
在任期間 2015年4月22日 - (現職)
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経歴 編集

 
左からクルムニ、クリスタ・キウル家族問題・社会サービス大臣、サンナ・マリン首相、アイノ=カイサ・ペコネン社会問題・保健大臣(2020年2月27日)

ラッピ県トルニオ出身。2018年、ラップランド大学を卒業。社会科学修士修了[1]

2015年4月19日に行われたフィンランド議会議員選挙にラッピ県選挙区から立候補し、初当選した。2019年に再選。

2019年9月7日に行われたフィンランド中央党の党首選挙でアンティ・カイッコネンを破り、同党党首となった。9月12日、アンティ・リンネ内閣副首相に就任した。

同年11月11日、国営郵便会社の労働者がストライキを開始。ストは航空会社のフィンエアーなどにも拡大し、2週間にわたって続けられた[2]。こうした中でクルムニ率いるフィンランド中央党はアンティ・リンネ首相に辞任を要求した [3]。12月3日、リンネ首相はサウリ・ニーニスト大統領に辞表を提出[4]。12月10日、フィンランド社会民主党サンナ・マリンが首相に就任し[5]、マリン内閣の下、副首相兼財務大臣となった。

2020年6月、クルムニがメディアトレーニングの費用、56,203ユーロを国の資金で支払ったことが報じられた。クルムニは自費で支払うことをメディアに伝え、6月5日、辞任を表明した[6][7]。フィンランド中央党の党首も辞任し、後任にはアンニカ・サーリッコが就任した。

脚注 編集

外部リンク 編集