カン・ソフィ(ハングル表記:강소휘、ラテン翻記:Kang So-hwi、1997年7月18日 - )は、大韓民国の女子プロバレーボール選手[2]韓国VリーグGSカルテックス・ソウルKIXX所属で、2016年から大韓民国代表に登録された[1]

カン・ソフィ
Kang So-hwi
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
生年月日 (1997-07-18) 1997年7月18日(26歳)[1]
出身地 ソウル特別市[1]
ラテン文字 Kang So-hwi
身長 180cm[1]
体重 65kg[1]
選手情報
所属 GSカルテックス・ソウルKIXX
背番号 10
ポジション レフト
利き手
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来歴 編集

ソウル特別市出身[1]で、小学3年次よりバレーボールを始めた。キム・ヨンギョンを見出したウォンゴク中学校(韓国語版)監督の目に留まり、同中学に進学した[3]

ユースやジュニア代表として国際経験を重ね[4]、「スーパールーキー」と目されるようになる[5]

2015年9月9日に行われたドラフト会議で1巡目トップでGSカルテックス・ソウルKIXXに指名され[2][4]、プロ選手となった。新人として迎えた2015/16シーズンでは、新人選手賞に輝いた。

2016年5月に東京で開催されるリオデジャネイロオリンピックバレーボール競技 女子世界最終予選兼アジア予選の代表メンバーに登録され、シニア代表となった[6]

プレイスタイル 編集

強いサーブと相手のブロックを弾き飛ばすパワーが特徴的なウイングスパイカー。

ジャンプスピードとスイングがとても早く、ブロッカーが対応しづらい。サーブも力強く、またボールが変化するので相手レシーバーがキャッチしづらいためサーブエースも多い。2019-20シーズンではサーブ部門ランキングで2位を獲得したり、2020年1月の東京オリンピック予選のイラン戦ではサーブエースを9つ成功させて、東京オリンピックの進出に貢献した。

ただ独特のフォームは身体に負担がかかるというデメリットもあり度重なる怪我に悩まされている。東京オリンピック本戦にも足首の手術の影響で選出されなかった。

ミスを恐れない強心臓と強いリーダシップの持ち主で、試合中にも味方を鼓舞する姿が度々見られる。

涼しげな外面も相まって、Vリーグを代表する人気選手である。

球歴 編集

所属チーム 編集

受賞歴 編集

  • 2015/16 Vリーグ 新人選手賞
  • 2017 KOVOカップ MVP
  • 2019/20 Vリーグレギュラーラウンド 第1ラウンド MVP
  • 2019/20 Vリーグ ベスト7
  • 2020 KOVOカップ MVP
  • 2021 KOVOカップ MIP
  • 2021/22 Vリーグ ベスト7
  • 2023 KOVOカップ MVP

個人成績 編集

韓国Vリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り。※太字はシーズン自己ベスト

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 決定 /set 打数 エース /set 受数 成功率
2015/16 GSカルテックス 27 91 391 129 32.99% 10 0.11% 222 15 0.16% 229 33.62% 154
2016/17 21 71 371 141 38.01% 10 0.14% 163 7 0.1% 275 28% 158
2017/18 30 117 1219 459 37.65% 33 0.28% 359 40 0.34% 853 35.87% 532
2018/19 28 95 36.75% 0.18% 0.22% 36.26% 325
2019/20 25 97 39.34% 0.36% 0.37% 30.99% 405
2020/21 27 102 38.92% 0.22% 0.24% 39.26% 357
2021/22 30 102 36.67% 0.21% 0.27% 33.07% 357
2022/23 32 119 1011 409 40.45% 25 0.21% 442 21 0.18% 779 37.48% 455

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f fivb. “Player - SOHWI KANG”. 2016年4月11日閲覧。
  2. ^ a b 『月刊バレーボール』2015年11月号 123ページ
  3. ^ 코트 위에 '명랑소녀 강소휘' 등장이오” (朝鮮語). 조선일보 (2016年4月9日). 2022年9月26日閲覧。
  4. ^ a b 원곡고 강소휘, 女배구 전체 1순위 GS칼텍스 입단” (朝鮮語). 아시아경제 (2015年9月9日). 2022年9月26日閲覧。
  5. ^ "떴다 슈퍼루키"…'제 2의 김연경' 고교생 강소휘” (朝鮮語). 아시아경제 (2015年9月7日). 2022年9月26日閲覧。
  6. ^ fivb. “team_roster”. 2016年4月11日閲覧。

外部リンク 編集