ギヨーム・ビュザックフランス語:Guillaume Busac, 1020年 - 1076年)は、ウー伯ギヨーム1世とレセリーヌ・ダルクールの息子で[1]、ウー伯および結婚によりソワソン伯。中世の年代記作者ロベール・ド・トリニーにより「ビュザック」というあだ名を与えられた。

ギヨーム・ビュザック
Guillaume Busac
ウー伯
ソワソン伯

出生 1020年
死去 1076年
配偶者 ソワソン女伯アデライード
子女 本文参照
家名 ノルマンディー家
父親 ウー伯ギヨーム1世
母親 レセリーヌ・ダルクール
テンプレートを表示

生涯

編集

ギヨームはフランス王アンリ1世に懇願し、アンリ1世はギヨームとソワソン伯領の女性相続人アデライードを結婚させた[2]。アデライードはソワソン伯にして王室執事長を務めたルノー1世の娘であった。その後、ギヨームは妻の権利によりソワソン伯となった。ギヨームとアデライードの間には以下の子女が生まれた。

ギヨームの死後、息子ルノー2世がソワソン伯位を継承し、その後次男のジャン1世が伯位を継承した。

脚注

編集
  1. ^ Douglas 1946, pp. 135–136.
  2. ^ Crouch 2002, pp. 65–66.
  3. ^ Newman 1971, p. 343.
  4. ^ Newman 1971, p. 326.
  5. ^ Newman 1971, p. 61.
  6. ^ Newman 1971, p. 330.

参考文献

編集
  • Crouch, David (2002). The Normans: The History of a Dynasty. Hambledon Continuum 
  • Douglas, David (1946). “The Earliest Norman Counts”. The English Historical Review (Oxford University Press) 61 (240 May). 
  • Newman, William Mendel (1971) (French). Les seigneurs de Nesle en Picardie (XIIe-XIIIe siècle): Recueil des Chartes. Edition A. & J. Picard 
  • Baron de Reiffenberg (1848). Godefroid de Bouillon, suite du Chevalier au cygne: avec des recherches sur .... Brussels: Academie Royale de Belgique. p. 142 
先代
ルノー1世
ギー2世
ソワソン伯
1057年 - 1076年
アデライード・ド・ソワソンと共治)
次代
ルノー2世