グリーンの法則英語: Green's law)は、19世紀のイギリスの物理学者、ジョージ・グリーンが提唱した、津波の波高と水深との関係を表す法則である。端的に言えば「水深が浅くなると津波の高さは高くなる」という法則である。

津波が浅い海岸に達すると、津波の速度は遅くなり、波高は高くなる。

概要 編集

この法則は次の式で表される[1]

 

この時、Hは波高、hは水深、bは波面に垂直で相隣りあう一組の波高線の幅である。添え字(0と1)は、それぞれ波源域の縁と海岸付近によるものを示す[1]

脚注 編集

  1. ^ a b "グリーンの法則". 法則の辞典. コトバンクより2022年2月27日閲覧

関連項目 編集