グロットグラムとは、一方の軸に地点を、もう一方の軸に年齢を取って、方言調査の結果を様々な記号であらわした図をいう。「地理×年齢図」ともいう。地域差と年齢差を同時に示すことができるので、方言の変化や伝播の様子をとらえるのに用いられる。日本方言学が独自に開発した研究方法。

1969年に徳川宗賢他が新潟県糸魚川で調査を実施し、論文にした(徳川宗賢1993)。現在ほぼ日本全国に調査地域が広がった(井上史雄2000, 井上史雄2003)。台湾(LI 2011)でも適用が始まっている。

参考文献編集

  • 徳川宗賢(1993)『方言地理学の展開』(ひつじ書房)
  • 井上史雄(2000)『東北方言の変遷』(秋山書店)
  • 井上史雄(2003.7)『日本語は年速1キロで動く』(講談社現代新書)
  • LI, Jung-min (2011) “Applying the glottogram in geolinguistics: a case study” Language Teaching and Linguistic Studies (Taiwan) 2011.5 pp.40-47

外部リンク編集