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糸魚川市

日本の新潟県の市
糸魚川から転送)

糸魚川市(いといがわし)は、新潟県の最西端に位置し日本海に面したである。糸魚川静岡構造線フォッサマグナの西端)が通り、日本の東西の境界線上に位置する。世界的にも珍しいヒスイの産地であり、景勝地親不知でも知られる。全域がユネスコ世界ジオパーク糸魚川ジオパーク)に指定されている。

いといがわし
糸魚川市
ヒスイ海岸 親不知 高浪の池と明星山 シャルマン火打スキー場 市庁舎位置
Flag of Itoigawa, Niigata.svg Symbol of Itoigawa Niigata.svg
糸魚川市旗 糸魚川市章
2005年3月19日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方信越地方
都道府県 新潟県
団体コード 15216-1
法人番号 7000020152161
面積 746.24km2
(境界未定部分あり)
総人口 42,111[編集]
推計人口、2018年10月1日)
人口密度 56.4人/km2
隣接自治体 上越市妙高市
富山県下新川郡朝日町
長野県北安曇郡白馬村小谷村
市の木 ブナ
市の花 ササユリ
市の鳥
市の石
カワセミ
ヒスイ
糸魚川市役所
市長 米田徹
所在地 941-8501
新潟県糸魚川市一の宮一丁目2番5号
北緯37度2分20.5秒東経137度51分45.6秒座標: 北緯37度2分20.5秒 東経137度51分45.6秒
糸魚川市役所.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

糸魚川市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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目次

地理編集

 
小蓮華山

自然編集

1976年(昭和51年)撮影の糸魚川市中心部。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

 

気候編集

四季を通じて降水量が多い。暖候期は比較的日照が長く、寒候期に降水が増える典型的な日本海側気候である。ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候 (Cfa)に属する。北陸地方の他都市と同様、同程度の緯度にある太平洋側の地域に比較すると年間の気温は高めに推移する。

最寒月である1月における最低気温の平年値は0.8℃であり、通年で平均最低気温が0℃を下回ることがない。このため海岸に近い地域では、1mを超える積雪が見られる年は多くはない。いっぽうで山間部での降雪量は多く、雪国と呼ぶにふさわしい積雪を見ることができる。[2]

4月から5月にかけては、好天の日が多い。夏は湿度の高さもあって蒸し暑い。8月上旬における最低気温の平年値は24.1℃であり、同時期の東京における最低気温の平年値23.3℃を上回り、緯度で2度ほど南に位置する名古屋の24.5℃に近い数値である。

フェーン現象の影響で、夏から秋にかけてしばしば高温を記録する。1990年8月22日には、日本国内における一日の最低気温の最高記録となる30.8℃を観測した。一日の最低気温が30℃を下回らない超熱帯夜の初観測でもあった。2013年7月6日には、朝5時台に35度を超える気温を観測した。同年10月9日には最高気温が35.1℃に達し、日本での観測史上初となる10月の猛暑日を記録した。2018年10月6日に新潟県内4地点において猛暑日が観測され、10月における最高気温記録は更新されたものの、日本における最も遅い猛暑日の観測記録となっている。

糸魚川(1981年 - 2010年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 17.5
(63.5)
23.6
(74.5)
26.0
(78.8)
30.7
(87.3)
31.8
(89.2)
34.7
(94.5)
37.2
(99)
38.9
(102)
37.4
(99.3)
35.1
(95.2)
26.2
(79.2)
23.5
(74.3)
38.9
(102)
平均最高気温 °C (°F) 6.8
(44.2)
7.1
(44.8)
10.4
(50.7)
16.1
(61)
20.6
(69.1)
24.1
(75.4)
28.1
(82.6)
30.3
(86.5)
26.4
(79.5)
21.0
(69.8)
15.5
(59.9)
10.4
(50.7)
18.1
(64.6)
日平均気温 °C (°F) 3.5
(38.3)
3.6
(38.5)
6.4
(43.5)
11.8
(53.2)
16.5
(61.7)
20.5
(68.9)
24.6
(76.3)
26.6
(79.9)
22.6
(72.7)
17.0
(62.6)
11.5
(52.7)
6.6
(43.9)
14.3
(57.7)
平均最低気温 °C (°F) 0.8
(33.4)
0.6
(33.1)
2.8
(37)
7.8
(46)
12.7
(54.9)
17.5
(63.5)
21.8
(71.2)
23.6
(74.5)
19.6
(67.3)
13.7
(56.7)
8.1
(46.6)
3.5
(38.3)
11.1
(52)
最低気温記録 °C (°F) −5.3
(22.5)
−5.2
(22.6)
−3.1
(26.4)
−1.3
(29.7)
5.1
(41.2)
10.7
(51.3)
15.4
(59.7)
17.2
(63)
11.4
(52.5)
4.8
(40.6)
0.8
(33.4)
−4.2
(24.4)
−5.3
(22.5)
降水量 mm (inch) 349.9
(13.776)
220.6
(8.685)
203.2
(8)
121.7
(4.791)
128.2
(5.047)
178.9
(7.043)
242.3
(9.539)
180.3
(7.098)
261.8
(10.307)
228.7
(9.004)
344.3
(13.555)
374.9
(14.76)
2,834.7
(111.602)
平均月間日照時間 64.0 87.1 125.1 176.0 191.8 149.1 160.2 196.2 130.3 135.8 100.8 73.6 1,589.9
出典 1: 気象庁
出典 2: 観測史上1 – 10位の値(年間を通じての値)
糸魚川市
雨温図説明
123456789101112
 
 
334
 
6
1
 
 
210
 
6
1
 
 
183
 
10
3
 
 
115
 
15
8
 
 
128
 
20
13
 
 
169
 
23
18
 
 
243
 
27
22
 
 
182
 
30
24
 
 
269
 
26
20
 
 
242
 
20
14
 
 
330
 
15
8
 
 
345
 
10
4
気温(°C
総降水量(mm)
出典:[1]

人口編集

 
糸魚川市と全国の年齢別人口分布(2005年) 糸魚川市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 糸魚川市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
糸魚川市(に相当する地域)の人口の推移
 
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体編集

 新潟県
 長野県
 富山県

歴史編集

沿革編集

  • 2005年(平成17年)3月19日 - 旧糸魚川市と能生町青海町が新設合併し、新・糸魚川市となる。旧糸魚川市の合併時の面積は466.62km2(境界未定部分あり)、人口は31,567人(2004年9月1日)。
  • 2016年(平成28年)12月22日に市内大町地区に大規模火災が発生し、およそ150棟が消失した。詳細は糸魚川市大規模火災を参照。

政治編集

行政編集

市長

施設編集

 
美山陸上競技場
 
美山球場

警察編集

本部
交番
  • 能生交番
  • 青海交番
  • 糸魚川駅前交番
  • 梶屋敷交番
駐在所
  • 藤崎駐在所
  • 槙駐在所
  • 土塩駐在所
  • 根小屋駐在所
  • 市振駐在所

消防編集

本部
消防署
  • 糸魚川市消防署
分署
  • 能生分署(大字能生1941-2)
  • 青海分署(大字青海4648-11)
分遣所
  • 早川分遣所(大字道明443-1)

医療編集

主な病院

郵便局編集

主な郵便局

スポーツ施設編集

  • 美山陸上競技場
  • 美山球場

経済編集

 
北陸自動車道から見える明星セメント 糸魚川工場
 
糸魚川市中心市街地

第一次産業編集

漁業

市内には市または県管理の7つの漁港があり、東から順に以下のとおりである[3]

  • 筒石漁港(第2種漁港)
  • 能生漁港(第3種漁港)
  • 鬼舞漁港(第1種漁港)
  • 浦本漁港(第2種漁港)
  • 大和川漁港(第1種漁港)
  • 親不知漁港(第1種漁港)
  • 市振漁港(第2種漁港)

第二次産業編集

市内で良質な石灰岩が産出されることから、セメント製造を始めとした鉱工業が盛んである。

主な工場

第三次産業編集

主な商業施設

名物・郷土料理編集

  • 笹ずし
    • 毎年7月7日を「糸魚川・七夕は笹ずしの日」とし、笹ずしに代表される糸魚川の郷土料理に親しんでもらおうと記念日登録されている。市内でも地域、家庭により具材や作り方が異なり、それぞれの違った特長を味わえる。

教育編集

高等学校編集

県立

中学校編集

市立

小学校編集

市立

特別支援学校編集

県立
  • 新潟県立高田特別支援学校白嶺分校
市立
  • 糸魚川市立ひすいの里総合学校

その他の教育施設編集

廃止編集

  • 糸魚川市立磯部中学校 - 2010年3月閉校(能生に統合)
  • 糸魚川市立浦本小学校 - 2018年3月閉校(大和川に統合)
  • 糸魚川市立上早川小学校 - 2016年3月閉校(下早川に統合)
  • 糸魚川市立市振小学校 - 2018年3月閉校(青海に統合)

姉妹都市・提携都市編集

※この項は糸魚川市公式サイトを出典とする。

国内編集

姉妹都市
提携都市

交通編集

鉄道路線編集

市域内は西日本旅客鉄道(JR西日本)の北陸新幹線大糸線えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインあいの風とやま鉄道あいの風とやま鉄道線、計4路線が経由している。新幹線開業以前は金沢駅方面、新潟駅方面、越後湯沢駅方面に特急列車(北越はくたか等)が設定されていたが、2019年現在では在来線は市内および隣接市町村を結ぶ列車のみが運行されている。

高速バス編集

路線バス編集

道路編集

船舶編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

 
親不知
旧跡・神社仏閣
温泉・レジャー
祭り・イベント

出身人物編集

その他編集

当市は様々な面において東日本西日本の境界に位置づけられることが多い[4]

東北電力電源周波数が原則50Hzだが、本市の青海地域の一部は60Hzとなっている。

出典編集

  1. ^ 『第8回世界盆栽大会inさいたま』のシンボル盆栽推定樹齢千年超の真し ん柏ぱ く銘「飛龍」の展示決定! [リンク切れ]第8回世界盆栽大会inさいたま実行委員会 2016年12月22日
  2. ^ 糸魚川市の積雪状況”. 糸魚川市. 2019年5月16日閲覧。
  3. ^ 新潟の漁港・漁村の歴史 - 新潟県農林水産部漁港課.2019年3月6日閲覧。
  4. ^ パンフレット:境界のまち糸魚川 (PDF) - 糸魚川ユネスコ世界ジオパーク.2019年3月6日閲覧。

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集