グントラム』(原題(ドイツ語):Guntram )作品25は、リヒャルト・シュトラウスの最初のオペラ。友人のアレクサンダー・リッターに勧められ、自作の台本によって作曲した3幕のオペラで、音楽・台本ともリヒャルト・ワーグナーの影響が強く現れている。『グントラム』の音楽は後に交響詩英雄の生涯』の「英雄の戦いと勝利」の後で引用された。しかしシュトラウスに台本を書く力はなく、1940年スコアを改訂し、自分のガルミッシュの別荘にグントラムの墓を作って埋葬した。

初演 編集

1894年5月10日ヴァイマル宮廷劇場

楽器編成 編集

フルート3(3番はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(3番はイングリュッシュ・ホルン持ち替え)、クラリネット3(3番はバスクラリネット持ち替え)、ファゴット3、コントラファゴットホルン4、トランペット3、バストランペットトロンボーン3、チューバティンパニ2人、タンブリントライアングルシンバル大太鼓中太鼓リュートハープ2、弦5部(16, 16, 12, 10, 8)

バンダ:ホルン4、テノールホルン4、トランペット4、トロンボーン3、行進用太鼓4

演奏時間 編集

カット無しで約2時間10分(各50分、40分、40分)

配役 編集

  • グントラム:ミンネゼンガー(騎士)(テノール
  • フライヒルト:ロベルト公爵夫人(ソプラノ
  • 老公爵:フライヒルトの父(バス
  • ロベルト公爵:フライヒルトの夫(バリトン
  • 公爵付の道化(テノール)
  • 老人(テノール)
  • 老婆(アルト)
  • フリートホルトの愛の騎士(バリトン)
  • 使者(バリトン)
  • 第一の使者(バス)
  • 第二の使者(バス)

あらすじ 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集