コスモス14号ロシア語: Космос-14、ラテン文字表記の例: Kosmos 14, Cosmos 14)とは、1963年ソビエト連邦が打ち上げた人工衛星である。気象衛星の技術試験のために使用された。

コスモス14号
所属 ソビエト連邦
国際標識番号 1963-010A
カタログ番号 00567
状態 運用終了
目的 気象衛星の技術試験
打上げ機 コスモス-2I
打上げ日時 1963年4月13日
消滅日時 1963年8月29日
物理的特長
本体寸法 直径1.2m 長さ1.8m
質量 500kg
姿勢制御方式 3軸姿勢制御
軌道要素
周回対象 地球
軌道 低軌道
近点高度 (hp) 253km
遠点高度 (ha) 435km
離心率 (e) 0.013528
軌道傾斜角 (i) 48.88
軌道周期 (P) 91.3分
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概要 編集

コスモス14号は1963年4月13日にカプースチン・ヤールから打ち上げられた。この衛星は後にメテオールとして運用される気象衛星シリーズの最初のテストであった。コスモス14号では、フライホイールを利用した三軸姿勢制御や、太陽電池による電力供給などが試験された。衛星の本体は直径1.2m長さ1.8mの半球状の両端をもつ円筒で、質量は500kgだった[1]

打ち上げから137日後の1963年8月29日、コスモス14号は大気圏に再突入した[1]

参考文献 編集

  1. ^ a b Cosmos 14”. NASA NSSDC. 2012年10月17日閲覧。

関連項目 編集