コングール山(コングールさん、Kongur Tagh または Kongurウイグル語: قوڭۇر تاغ‎; Коңур Тағ, モンゴル語: Хонгор Таг, 中国語: 公格尔山; 拼音: Gōnggé'ěr Shān)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区東トルキスタンアクト県にあるで、標高は7,649m。崑崙山脈最高峰である。

コングール山
コングール山(2005年)
コングール山(2005年)
標高 7,649 m
所在地 中華人民共和国の旗 中国新疆ウイグル自治区アクト県
位置 北緯38度35分38秒 東経75度18分48秒 / 北緯38.59389度 東経75.31333度 / 38.59389; 75.31333座標: 北緯38度35分38秒 東経75度18分48秒 / 北緯38.59389度 東経75.31333度 / 38.59389; 75.31333
山系 崑崙山脈
初登頂 イギリス隊(1981年
コングール山の位置(中華人民共和国内)
コングール山
コングール山
コングール山の位置
プロジェクト 山
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崑崙山脈の西端をなすコングール山脈と呼ばれる小山脈を形成している。ムスタグ・アタ山の北にあり、カラクリ湖パミール高原に近い。他の山に隠れた山となっているため、1900年ころまでは外国人によく知られていなかった。しかし、中国とパキスタンの間を結びタシュクルガンとカラクル湖の近傍を通るカラコルムハイウェイが建設され、現在では近づくことが容易になった。また、この山から少し離れたところにプロミネンス840mのコングール・チュベ山(Kongur Tiube、中国語: 公格尔九別峰、土地の言葉で「白い帽子をかぶった山」の意味 [1] ) と呼ばれる標高7,530mのピークがある。

なお、コングール山の標高を7,719mとする説もある。

最初にコングール山の登頂が試みられたのは1956年であるが、登頂することはできなかった。初登頂は1981年イギリス隊により成し遂げられた。この時、イギリスのボニントン隊は南面より、日本の京都カラコルムクラブ隊(総指揮小谷隆一、隊長高田直樹)は北面より頂上に迫った。日本隊は3名のアタック隊が帰還せず失敗に終わった。

脚注

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  1. ^ コングール・チュベ山 (中国語)

関連項目

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