サザビーズ法オークション

サザビーズ法(英語名:Sotheby'Law)は、世界最古の国際競売会社サザビーズやヨーロッパなどで、オークションが行われるときに使われるルールの一つである。インターネット上でオークションをする際にも、使われる時がある。

このルールは、入札する時に堅牢な意志を築くために行われるルールである。 まず、入札したものは必ず宣言した額を納めなければならない。従って、最初にオークションに使用する口座、あるいは現金(相手には見せない)を用意する必要がある。 普通のauctionルールと違って落札できなかった者もお金を支払わなければいけないのが、このルールのメリットでありデメリットでもある。落札できなかったものも払うことによって、不正な入札及び不確かな欲求心がなくなるのである。 しかし、このルールのデメリットが、入札者の数が減ってしまうことである。このルールを採用すると確実なオークションを行うことができるのだが、相手がケタ違いの金持ちなどになると、絶対に落札できないなどの事態が起こるためである。

この方法でかけられた品で高額なもの編集

2007年10月9日、世界で最も希少な宝石の1つとされる6.04カラットのブルーダイヤモンドが、当地で行われたオークションで798万米ドル(約9億4000万円)で落札された。この宝石には、入札件数が多く、出品会社のロンドンの宝石商「Moussaieff Jewellers」に30億以上のお金が行ったともいわれている。因みに競売に掛けられた宝石としては、カラット当たりで過去最高価格を更新した。

サザビーズが登場する作品編集

1983年のイギリス映画『007 オクトパシー』で、ジェームズ・ボンドは任務でサザビーズの競売に参加する[1]1999年のイギリス映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の最後で、映画の登場人物の一人が「バザビーズ」とよばれる競売会社のオークション・カタログを見ているシーンがあり、これはサザビーズをもじったものと思われる。またアメリカ合衆国のアニメ『ファミリー・ガイ』のエピソード「ブラインド・アンビション」では、キャラクターのクリーブランド・ブラウンが、サザビーズの熟達した競売人であると言われている。

日本での取り組み編集

一時期、日本のインターネットオークション会社でもやってほしいという声が上がったが、日本ではあまりメジャーでもなく、リスクが大きくなるので行われなかった。 しかし、一部のオークションでは、希望して参加者に任意をとれば可能であるため、行われるときがある。

テレビ編集

2008年にNHKヨーロッパの旅で、オークション現場を取材したとき、サザビーズを間違えてサザビーと言っている。 その後スタッフがオークションに参加したが、見事に落札できず、サザビーズ法のルールで多額のお金を支払っている。

最近編集

2009年の12月に日本でワインのオークションをしたときにもこの方法がつかわれ、1985年もののロマネコンティの入札件数が57件と多数になり、落札価格が2000万だが、出品者には、1億5000万円が渡されるという事態が起きた。

参照編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Octopussy (1983)” (英語). MSN. 2009年7月5日閲覧。

外部リンク編集