サザーランド切手(Sutherland Stamps)は、横浜居留地にあったイギリス人サザーランドが経営するサザーランド会社が、私営郵便のために発行した切手である。

この会社は1871年1月に設立され、東京築地ホテル館横浜・アスターハウスホテルの間に定期馬車輸送を開始し、手紙小包を運んだ。これらのホテルでは、手紙の引き受けに専用の切手を用意した。切手の図柄には、馬に乗ってラッパを吹く騎手の絵が描かれ、額面は1/4Boo(一朱金1枚相当)と1Boo(一分銀1枚相当)の2種類がある。2007年現在、確認されている枚数は15枚であるが、実際に使用されたかについては不明である。

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