サント・クロチルド聖堂(もしくはサント・クロチルド教会、フランス語La Basilique Sainte-Clotilde et Sainte-Valère)は、パリ7区に建立された教会建築である。

Sainte-Clotilde, Paris
The west front of the church
地図
北緯48度51分30秒 東経2度19分09秒 / 北緯48.858333度 東経2.319167度 / 48.858333; 2.319167座標: 北緯48度51分30秒 東経2度19分09秒 / 北緯48.858333度 東経2.319167度 / 48.858333; 2.319167
フランスの旗 フランス
教派 ローマ・カトリック
ウェブサイト www.sainte-clotilde.com
建築物
現況 Minor Basilica
用途 Active
文化財指定 歴史的記念物
様式 Gothic Revival
着工 1846年 (1846)
完成 1857年 (1857)
管轄
大主教区/大司教区 Paris
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沿革

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1827年にパリ市議会によって建造が議決され、1846年フランツ・クリスティアン・ガウによって設計・着工されたが、ガウの死後はテオドール・バリューに事業が引き継がれた。1857年竣工。モルロ枢機卿によって同年11月30日に開かれた。教会堂聖女クロチルドと、リモージュの処女こと殉教者ヴァレリーに奉献されている。

1897年クローヴィス(后妃がクロチルド)の受洗1400年を記念して、レオ13世によってバシリカ小聖堂に昇格された。

 
サント・クロチルド聖堂

この美しい、やや冷厳としたネオゴチック様式のバシリカは、高さ69メートルの2つの尖塔が聳え立っている。

内装は晴れやかで荘厳である。とはいえ、美しいステンドグラス(19世紀の名工ティボーの薔薇窓)やルヌヴー絵画《聖処女の礼拝》、プラディエデュレ彫刻《十字架の道》に加えて、聖女ヴァレリー(の回心、死刑宣告と斬首、聖マルシアルへの顕現)を描いたウジェーヌ・ギヨームの彫刻が見える。

2007年にグルジア人彫刻家・金銀細工師のグジによって、新たに大祭壇が制作され、設置された。

この建築物はサミュエル・ルソー庭園を高く見下ろしており、マロニエエンジュセイヨウハナズオウを眺めることができる。

歴代オルガニスト

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カヴァイエ=コルにより設計・建造された有名なパイプオルガンが聖堂内に設置されており、名だたる作曲家が教会オルガニストを務めてきた。歴代の著名なオルガニストは以下のとおりである(カッコ内は在任期間をあらわす)。