サント=シゴレーヌ

フランスのコミューン

サント=シゴレーヌSainte-Sigolène)は、フランスオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏オート=ロワール県コミューン

Sainte-Sigolène
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏
(département) オート=ロワール県
(arrondissement) イッサンジョー郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 43224
郵便番号 43600
市長任期 ドミニク・フレセネ
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes Les Marches du Velay
人口動態
人口 5962人
2012年
人口密度 195人/km2
地理
座標 北緯45度14分38秒 東経4度14分07秒 / 北緯45.2439度 東経4.2353度 / 45.2439; 4.2353座標: 北緯45度14分38秒 東経4度14分07秒 / 北緯45.2439度 東経4.2353度 / 45.2439; 4.2353
標高 平均:?m
最低:560 m
最高:854m
面積 30.64km2
Sainte-Sigolèneの位置(フランス内)
Sainte-Sigolène
Sainte-Sigolène
公式サイト http://www.ville-sainte-sigolene.fr/
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地理 編集

サント=シゴレーヌはヴレ地方の東側にある。34km離れたサンテティエンヌ、48km離れたル・ピュイ=アン=ヴレとの間にある。

歴史 編集

サント=シゴレーヌの歴史は、パスマントリー(衣類の袖のトリム飾りから、カーテンのタッセルやフリンジ飾りの総称)製造からプラスチック製造に移行したことで特筆される。

第二次世界大戦後の織物業危機に直面し、400年もの間リボンで有名だったヴレ高原は、シルクのスカーフや羊毛のスカーフを作る織機を、プラスチック袋や包装袋を作る押し出し機と、徐々に交換していった。ローヌ・プーラン社の技師がサント=シゴレーヌで休日を過ごし、彼が地元請負業者にポリエチレンの製造を示唆したのである。そこで、パスマントリー職人や織工の父や子といった高原の男たちは、数年ののちにプラスチック製造業者に転換した。この伝説的な『立ち直る』能力はコミューンのモットー、Surgit ad futuraに影響を与えた。

フランス革命後の国民公会時代、コミューンはシゴレーヌ・レ・ボワ(Ségolaine-les-Bois)と改名させられていた[1]

人口統計 編集

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2012年
3535 4055 4508 5052 5236 5432 5778 5962

source=1999年までLdh/EHESS/Cassini[2]、2004年以降INSEE[3][4]

経済 編集

現在、サント=シゴレーヌのポリエチレン製造は全国生産量の40%を占めており、産業、農業、そして家庭用フィルム、プラスチック袋の生産に特化されている。しかし、近年のフランスのプラスチック業界は困難に直面している。原油価格の高騰、アジアとの競争、プラスチック包装の悪いイメージ、環境保護観点からの圧力である。

イッサンジュレ地方では、プラスチック製造に2000人が直接雇用され、3000人が間接雇用されている。

脚注 編集

  1. ^ Sainte-Sigolène sur le site Des villages de Cassini aux communes d'aujourd'hui de l'EHESS, consulté le 21 juillet 2012.
  2. ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=34662
  3. ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
  4. ^ http://www.insee.fr