シャルル・ジャック(Charles-Emile Jacque、1813年5月23日 - 1894年5月7日)はフランスの画家、版画家である。「バルビゾン派」の画家の一人とされる。家畜を題材にした絵や農民の姿を描いたことで知られる。

シャルル・ジャック
Charles-Emile Jacque
自画像
生誕 1813年5月23日
フランス, パリ
死没 1894年5月7日
フランス,Boulevard de Clichy
運動・動向 バルビゾン派
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略歴

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パリに生まれた。17歳で地図出版社で製版技術を学び始めるが、すぐに陸軍に徴兵され、ベルギー独立革命の間アントウェルペンに駐留した。1835年に軍務を終え、独学で画家になり風景画や農民の生活を描き始めた。1836年から1838年までロンドンで働き、出版物の挿絵版画を製作する仕事をした。

1849年にパリでコレラの流行のため、ジャン=フランソワ・ミレーとともにバルビゾン村に移住し、ミレー、テオドール・ルソーと交流した。家畜を題材にした絵で知られる。版画の分野で17世紀のフランドルの版画家、アドリアーン・ファン・オスターデ(1610年-1685年)の作品に影響を受けて、フェリックス・ブラックモン(Félix Bracquemond)やフェリックス・ビュオ (Felix Buhot)といった版画家とともに版画技術の再興を成し遂げた[1]

2人の息子、エミール・ジャック(Émile Jacque:1848-1912)、フレデリク・ジャック(Frédéric Jacque :1859-1931)も画家、イラストレータとなった。孫のマルセル・ジャックも画家となり、バルビゾンのテオドール・ルソー美術館(Musée Théodore Rousseau)の館長を務めた。

作品

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油絵

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版画

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脚注

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  1. ^ Cited by Pierre-Olivier Fanica, Charles Jacque, 1813-1894 : École de Barbizon. Graveur original et peintre animalier, Art Bizon, Montigny-sur-Loing, 1995, p. 133.

参考文献

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  • Charles Emile Jacque. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 18: Hubatsch–Ingouf. E. A. Seemann, Leipzig 1925, S. 297.